長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~(八十) おとぎの国に来たみたい 2014-02-24 20:41:27 | 小説 十時の開店と同時に、どっと流れ込む人ごみの中に、二人が居た。 「凄いのね、小夜子さん。いつもこんな感じなの?」 軽い息切れを感じつつも、高まる高揚感が勝る勝子だった。 . . . 本文を読む