長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (八) 右往左往 2015-01-05 19:43:43 | 小説 ダンスのレッスンが始まると、右往左往する彼だった。 入れ替わり立ち替わりに、女性達の相手を努めさせられた。 男性が少ないという事情とともに、物珍しさも合わさった。 「スロー、クィッククィック」 という掛け声と共に、彼は言われるがままにステップを踏んだ。 . . . 本文を読む