長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (八) ねえ、飲もうかあ 2015-01-15 08:56:53 | 小説 「ねえ、飲もうかあ」 突然、耀子が立ち上がった。のぶこは、待ってましたとばかりに 「そのつもりで来たのよ、ホントは。ミタ君、いいでしょ?」と、またしても彼に抱きついてきた。アルコールが入っているのか、ほんのり桜色の顔色であることに、彼は気が付いた。 . . . 本文を読む