長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~(十四) 送別会 2015-06-20 16:11:11 | 小説 入院生活を終えた講師の退院によって、彼のバイトも終わる。 「つづけて教えてよ、先生」 子供たちから、嬉しい言葉が聞かれた。 彼にしても続けたいという気持ちはあるのだが、 「ご苦労さんだったね」 経営者の言葉は労いだけだった。 . . . 本文を読む