にあんちゃん ~警察署の一室においてのことだ~ (四) 2016-01-07 09:25:30 | 小説 「お父さん、よろしいですかな」 年配の刑事が声をかけてきた。 相手側が被害届を出さないことになり、事件化は見送られたと告げられた。 「相手には公にしたくない事情があるのかもしれませんな、想像は付きますがね。 . . . 本文を読む