昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

にあんちゃん ~警察署の一室においてのことだ~ (三)

2016-01-06 09:30:30 | 小説
「ごめん、母さん‥‥」  次男の声が道子の耳に入ったとたん「この子って子は」の言葉と共に平手打ちが飛んだ。 そして黙ってうなだれる次男の胸を何度も何度も叩く道子の口から、思いもかけぬ言葉が出た。 . . . 本文を読む

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