昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

わたしの見た、おフランス・パリcity (旅行記) 三十五

2013-07-17 20:37:15 | よもやま話
(三十五)

食事終了後、ベルサイユの宮殿に向けて出発です。
シャイヨー宮は、その後でした。

天気良かったでしょ? 
あれで、午後の六時近かったと思います。

今、言っちゃいましょうかね。シャイヨー宮でのことです。
喉が渇いたものですから、出店にてエヴィアンを一本買ったのです。

その折のちょっとした顛末を、聞いて下さいな。

ガラスケースの中で、キリリと冷えているエヴィアンを見つけました。
店の中のアラブ人でしょうか、彼女に指さしたのです。

にっこり笑って取り出してくれまして、指二本とそれから五本と示してきます。
「OK、OK!」と、25セントユーロを出しました。

気が付きました? あなた。
スーパーで買ったエヴィアンが、45セントユーロだったこと。

あの時は500ccで、今回は250ccか300ccぐらいだと思います。

そうなんです、中々エヴィアンをくれないんです。
お金は、出しているんですよ。

結局の所、2ユーロ50セントユーロでした。
高い! と思ったのですけど、観光名所ですもんね。

自販機があれば……と思いますが、ないんです。
そういえば、日本だけの現象だと聞いたような気もします。

もう一つ、びっくり、びっくりのことを。
あなた、信じられますか? 出来ますか? という話です。

トイレに行きたくなって、すぐ近くの地下鉄入り口内にあると聞きました。
いえいえ、チップは不要なようです、ここでは。

お話ししてますよね、公衆トイレやら施設内のトイレでは、チップを渡す習慣があるってこと。

もっとも、全部の場所でもないらしいんですが。
でもそれって、面倒じゃないですか? 払ったり、払わなかったりって。

と、と、急ぎますね。うわあ! 凄い並んでるわ。
えっ? なんだよ、あのおばさん。

地下鉄入り口の地下にですね、そう! トイレの前だ。
椅子を持ち込んで、座ってるんです。

分かりました、一種の交通整理ですね。
混雑してトラブルにならないようにしているみたいです。

一人が出たら、一人を入れる。を繰り返しています。
わたしの番です……なんだ、こりゃ。

ほら、あの、四本の棒がクルクル回る奴ですがね。
一時にどっと人が入らないようにと、制限する回転棒ですがね。

それが、トイレの入り口にくっついているんです。
そしてまた、便器は二つあるのに、一人ずつしか入れてないんですよ。

それにしてもあのおばさん、よくアンナ席に座ってられるものですよ。
アンモニア独特の臭いが、充満してますよ。

あなたに、出来ますか? 
いくら何でも失礼だと思い、写真に撮ることは遠慮しました。


代わりに、美しいエッフェル塔の夜景を。


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