昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ブルーまぁだらぁ 蒼い友情 三十

2010-03-20 13:14:10 | 小説
「申し訳ありません。
もう一度、名前をお聞かせください。」
「minako さんです。」
「苗字は、なんと言いますでしょうか?」
「最近、ひと月も経っていない最近に勤め始めたはずです。」

押し問答を繰り返して、多分三十分は経ったと思う。
受付の女性もうんざり顔だが、私だってうんざりだ。

どう説明しても理解してくれない。
私に多少の非があることは分かる。

うかつだった、確かに。
お互い名前を呼び合う仲だったので、苗字を聞いていなかった。

“実家の電話番号を”と言われても、
いつもminakoから連絡が来ていたので・・。

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