「申し訳ありません。
もう一度、名前をお聞かせください。」
「minako さんです。」
「苗字は、なんと言いますでしょうか?」
「最近、ひと月も経っていない最近に勤め始めたはずです。」
押し問答を繰り返して、多分三十分は経ったと思う。
受付の女性もうんざり顔だが、私だってうんざりだ。
どう説明しても理解してくれない。
私に多少の非があることは分かる。
うかつだった、確かに。
お互い名前を呼び合う仲だったので、苗字を聞いていなかった。
“実家の電話番号を”と言われても、
いつもminakoから連絡が来ていたので・・。
もう一度、名前をお聞かせください。」
「minako さんです。」
「苗字は、なんと言いますでしょうか?」
「最近、ひと月も経っていない最近に勤め始めたはずです。」
押し問答を繰り返して、多分三十分は経ったと思う。
受付の女性もうんざり顔だが、私だってうんざりだ。
どう説明しても理解してくれない。
私に多少の非があることは分かる。
うかつだった、確かに。
お互い名前を呼び合う仲だったので、苗字を聞いていなかった。
“実家の電話番号を”と言われても、
いつもminakoから連絡が来ていたので・・。
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