昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

わたしの見た、おフランス・パリcity (旅行記) 四十六

2013-08-01 18:28:03 | よもやま話
(四十六)

さあ、意気揚々とホテルを出ました。
右に曲がって、ホテルのカフェを横目に颯爽と歩きました。

お客さんは、まばら…というより、誰もいません。
時間は、九時を少し回ったところでしょうか。  

ホテルから凱旋門まで、どの位でしょうか。
距離は分かりませんが、時間としては…十分、十五分、その位でしょうか。

還暦を過ぎた六十四才です。若い人のように、サッサとは歩けません。
その辺は、ご想像下さい。

然も、道々にある広告塔に目を奪われながらの歩です。
面白い物でした、広告塔は。

直径が1メートルはあるんじゃないでしょうかね。
で高さが、わたしの身長は176センチと少しですが、そのはるか上でした。
3メートルまではないと思いますが。

ポスターだと思うのですが、グルグルと回るんです。
理髪店のあるでしょ、ポールみたいなものが。
赤と緑(いや青だっけ?)が、交互になっていて、グルグルと回っているものですよ。

あんな具合に回るのですが、一種類ではなく、二種類のポスターなんです。
初めて見た時は、ちょっとびっくりして、そして感動物でした。

映画やら、モデルさんやらが多かったです。
サングラスを少しずらして、挑発的な顔の表情のモデルさんもいました。
何だったっけ、ブランド品のCMのようでしたね。

理髪店がありました。一瞬、入ろうか…と足が動きかけました。
言葉がね、まるでだめでしょ? 顔剃りでも、と思いはしたのですけれどね。

天気なんですが、曇りでした。肌寒いのは変わりませんが、雨が降っていないのはありがたかったです。

カフェテラスがあります。道路にテーブルと椅子があります。
天井付きで、透明のビニールシートで囲っていますよ。
博多で有名な屋台を大きくした感じです。

もっと本格的なものもあります。
こちらはしっかりとした骨格で、鉄パイプを組み立てて造ってありますね。
写真に撮れば良かったと、またまた後悔しています。

おやおや、この店は凄い。歩道上ですが、車道近くに独立していますよ。
カフェではなく、レストランのようです。食事のメニュー看板が立ててありますよ。

今度は、バイク店です。
たくさんのバイクやらスクーターが、所狭しと並べられてあります。

大丈夫ですかね、こんな歩道上に並べてて。
あぁ、なるほど! チェーンで一台一台が連なっています。これならOKだ。


さあ、地下道に入ります。いよいよ凱旋門です。
少し先で、並んでいる人たちが居ます。どうやら、あそこから凱旋門の階段のようです。

「夕べ、頂上に登ってパリ市内を見渡したわよ」という女傑が居ましたが、わたしにはちと無理そうです。
多分、心臓が悲鳴を上げると思います。

その女傑が「螺旋階段になってて、ぐるぐる回ったけれど、結構傾斜がきつかった」と言ってましたから。
そして今日のフリータイムでは、モンサン・ミッシェルに行くとか言ってましたね。

不勉強でしたが、単なる繁華街で、買い物三昧でもするのかと思っていました。
違うんですね、実のところは。修道院を丘の上に頂く、一大観光地だとか。

日本に戻ってきてから、テレビ番組で偶然にも観ました。
優香さんと、浜口京子さんが訪れる番組でしたが。

先日話を聞いたところ、ガイド無しだったとかで、「キレイだわ」「大きいわ」「高いわ」等々の感想だったとか。「キリスト教の信者さんたちなら、また違った感想を持たれるのでしょうけど」と、言うことでした。

地上に出ました。おぉっと、車がグルグルと回っています。
昨日までは、わたしもバスでまわっていたんですね。感動です。


墓碑、ですかね。

この下に、第一次世界大戦での、無名の戦士の墓があるそうです。
そしてこの火は、決して絶やさないそうですね。

一年365日、一日24時間燃え続けているとか。
柱に、何やら文字が彫り込んでありますが、お名前でしょうか? 思わず、手を合わせました。

今、パリに来てるんですよね。あのレマルクの作品[凱旋門]のパリに。
イングリッド・バーグマンと男優(忘れちゃいました)との映画、「凱旋門」の舞台に立っているんですね。
感慨深いものがありますです、はい。


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