昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

良ござんす、良ござんすとも!

2010-03-25 22:25:21 | よもやま話
でも、ちょっと気になる会話が。
「作文の宿題に頭を抱えているわ。」
「読書感想文って、嫌がるのよね。」

でしょう、でしょうとも。
かく言う私、大~好きです、今は。
でも、しかし、but,昔は嫌いでした。

小学生時のエピソード。
感想文を、たった一行で提出。
曰く「おもしろかった」
当時の井ノ口先生(だったと・・)に
笑いながら言われたこと、今でも覚えています。

「そんなに面白かったの?
それじゃ先生に、そのお話を教えてくれる?」

良い先生でしょ?
叱ることなく、キチンと感想文として再提出させてくれました。
以来、感想文が好きになりました。

で、感想文にお苦しみのあなたに、とっておきの秘策を。

一のやり方)
誰しもがやられている方法でしょうが、お聞きくださいな。

①あらすじを書く。苦手な人はパスしてもOK。

②感動した箇所or自分の好きな箇所を書く。
箇所を登場人物に置き換えるのもgooですよ。
主人公以外でも敵役でも、誰でも可。

③その箇所や人物に対する、自分の思いを書く。
この「思い」というのが、ミソですからね。
“おもしろい”でも“好きです”でも良いんですが
どうしてなのか、を入れるんです。
“頑固なところは嫌だけれど、筋を通すところが良い”
“優しさと女々しさは紙一重”とか、
何でも良いんです。
ひと言書くだけで、グンと感想文らしくなりますよ。

二のやり方)
これ、お勧めです。拍手喝采、間違いなし?

①あらすじを書く。なしでも、もちろんOKです。

②お気に入りの登場人物に、手紙を書くんです。
要するに、ファンレターですね。
“全てかっこいいです”的ではなく
行動したこと、ちょっとした仕種を探してみてください。
きっとあなたの心の琴線に触れるところが見つかりますから。

三のやり方)
一も二もだめな人。
そもそも本を読みたくない人には、もうこれしかないですね。
ほんとはお勧めできないのですが。

ほんの最後の方を見てください。
本文じゃありません、ほんとに最後の方です。

「あとがき」というのが、ありませんか?
なかったら、この方法は諦めてください。

そこに、大体は批評らしきことが書いてあります。
もしくは、作品の時代背景とかがある場合も。

でも、くれぐれもコピペはNGですよ。
自分の言葉に置き換えることを忘れないで。

以前、こんなメールをいただきました。
=====
芥川龍之介の感想文を書こうと思って
芥川龍之介を検索したら、出会えました。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
=====

ほんとに参考にされたのならいいのですが
まさかコピペは・・
と、祈るばかりです。

読んでみたい方、ホームページからどうぞ。
やせっぽちの愛
http://www2.ocn.ne.jp/~toppy/

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