昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (五十六)

2010-07-15 23:02:50 | 小説
Hi!千佳だよ~ん。

元気してるぅ?
千佳は、バリバリよ!

ねぇねぇ、
ルミのこと覚えてる?
家庭教師のお兄さんとさ、
チョメチョメした子のこと。

続きという訳じゃないんだけど、
大変なことになったんだって。

えぇっ!?
違うわよ、
妊娠したとかいうんじゃないの。
メールよ、メール。

馬鹿よね、
ルミも。
すぐに削除すればいいのにさ、
未練たらしく残してるものだから、
バレちゃったんだって。

お母さんによ、
ルミのお母さんにィ。

何だかさ、
スゴイことが書いてあったらしいの。
“もう一度、君を食べたい・・”
“君の裸身を思い浮かべて、
オナってます・・”とか。

信じられる?
ホント、
馬鹿よねえ。
もちろん、
即クビよ。

ルミのお母さんも、
薄々は感じていたらしいの。
服装がね、
変わってきたらしいの。

ダブダブのティーシャツを好んで着てみたり、
ブラジャーも付けずにいるとか、
さ。
あからさま過ぎるのよ、
ルミも。

彼氏もさ、
予定にない日まで来るようになってさ。
「ちょっと近くまで、
来たものですから・・」なんて、
見え透いた嘘なんか吐いちゃってさ。

ちゃっかり上がり込むんだって。
それでもって、
ルミの部屋に入り込んで・・。

勉強してるんだろう?
ですって!
マジでそう思うわけ?

甘ちゃんねえ、
あなたも。
乳繰り合ったに決まってるジャン!
まぁね、
最後の一線は超えないらしいけどさ。

“チュッチュッ!”は、
してるわよ。
う、う~ん、
ひょっとして
“チュバチュバ!”も、
かも。

そんでもって
“はぁ、はぁ、
はぁぁぁ・・”
な~んてね。

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