昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

わたしの見た、おフランス・パリcity (旅行記) 四十

2013-07-24 18:32:42 | よもやま話
(四十)

民衆からは石を投げ付けられそうなほどの、大の嫌われ者とされていますが、まあ革命後のことですしね。

多分、当初はね、恐々(こわごわ)とといった感じではなかったのですかね? 
だってそうでしょ? オーストリアの皇女なわけですから。



我々だって、身分の高いお方に接する折には、そのお方の人となりが分からぬ内は、遠巻きにするじゃないですか。

そこにですよ、芳しくない噂が聞こえてくるわけですわ。
毎夜、夜会を催して遊びほうけているとか、贅沢三昧の暮らしぶりなんかも洩れてくるわけですよ。

いい気はしませんよね、誰だって。
それに、ちっとも、ご懐妊の話もないわけですし。

ルイ16世がね、アントワネット妃から逃げているなんて、知らないわけでしょ? 
自国の次の王になろうかというルイ16世が原因だなんて、万が一に漏れ聞こえてきたとしても信じたくはないですよね。

何年後でしたっけ、お子を授かったのは。
テレーズ皇女、少しがっかりと言う気持ちがあったにせよ、人気沸騰じゃないですか? 

でもでも、ここからが、悲劇の始まりかも? ですね。
ごめんなさい。アントワネット妃のファンなものですから、興奮してしまいました。

ここらで、庭園に移りましょうか。
庭園に出た頃には、正直クタクタでした。


とりあえず、足を引きずるようにして歩きました。
それにしても、なんという広さでしょう? 

ガイドさんの説明がないので、しかとは分かりませんが、ウィキペディアで調べたところ
核心地域 1070 ヘクタール;緩衝地域 9467ヘクタールとありました。

(1ヘクタール=0.01キロへーべー)として、10.7キロへーべーと94.67キロへーべー。……ちっとも、実感を伴わない。

東京ドームの面積は、46.755キロへーべーでした。
ということは、2個分の広さと言うことですか。はあ……

ただ土地が広がっているだけでなく、噴水あり、彫像群あり、樹木あり、そして勿論美しい花々も……。
この庭園を造るのに要した労力、36,000人とありました。

……何をか言わんや。

青空の下、木々の間から垣間見えた噴水に行きました。



びっくり! です。何やら物語りにでも出てきそうな、彫像群です。
RPGゲーム:ドラゴン・クエストに出てくる、何でしたっけ? 
ギドラじゃなくて……そうそう、キメラ! キメラはかくあらん! と思わせてくれました。

疲れ果てて、階段でしばしの休息を取りました。
そこまでは良かったのですが、集合時間が気になり始めて、キョロキョロと見回すも誰の姿も見えません。

正直、焦りました。現在地がどこなのか、さっぱり分からないのです。
すぐそばの人といっても、外人さんばかり。

うろうろする内、正門を見つけて、ほっ!


ベルサイユ宮殿の入り口=宮殿側から撮影

バスにたどり着いた時には、全員が揃っていました。
「遅れましたか?」と問いかけると、「五分前ですよ」とのこと。
またまた、ほっ! でした。


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