昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

あらぁ・・。喜?哀?

2010-08-22 12:06:30 | よもやま話
でもですね。
あたしの計算によるとですね。
人生なんてのは、バランスだと思うわけですよ。

良い時があって悪い時があって。
山があって、谷がある、と。
そして均(なら)してみれば、平坦路に。
一つの人生で均せなければ
転生した次の人生で、と。

でね、今年は散々でしょ?
確かに、四月までは順調でしたよ。
希望した住宅への入居も決まり、
新しい職場も見つかったし。
体調も良くなりましたしね。

でもそれが落とし穴でしたね。
「風前の灯火かもよ。」などと
友人に軽口を叩いていたら
ほんとになりかけて。

この一連の入院騒ぎは、
この210円でチャラに
なってしまうのでしょうか?
それとも、それとも。

この一週間の内に大騒ぎした
かぶれ の代償なのでしょうか?
右足に軽い痒みを覚えて
何気なく見ると、見るも無残な真っ赤っか!

激しい火傷痕のような、真っ赤っか。
そして点々と、小さな噴火口。
足首近くが最も酷く、足の甲から
上は、太ももまで。

右足が酷く、左足もまたやられて。
すわ、一大事!
何かの変調の、前兆か?
慌てて病院に飛び込むも、
医師もまた首をひねるばかり。

「血液検査をしましょう。
一時間もかからないと思いますので、
待っていただけますか?」
命令ですよ、医師の言葉はね。

夜の七時過ぎのこと。
空腹感に耐えつつ、じっと我慢の子でしたわ。
でもおかげで、懐かしい本に遭遇。
「漫画ゴラク」
若い頃に、毎週貪るように読んだものでした。

「少し気になる箇所もありますが、
今回のこととは無縁です。
来週、入院ですね?
でね、薬の副作用かとも思いましたが
それはないですね。
どこかに行かれましたか?
どうやら、単なるかぶれのようですよ。」

やれやれ、と思いつつも
“気になる箇所”とは?
ま、入院時に聞けということか・・。

かぶれ?
かぶれ・・子どもの頃にやられた記憶が蘇って。
でもあの頃は、足だけというのは・・
全身に出まくった記憶が・・

外用薬を塗っている内に
あら不思議!とばかりに
次第に赤みがとれて、噴火口も数少なくなって。

良かった、良かった。
でも、神様、仏様。
治療費、205円ばかりでは
まるで足りないのですが・・?

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