花粉さん、こんにちわ！

♪♪
あなた　お願いよ
ぼくに寄らないで

息がかかるほど
詰め寄らないで

あなたは　メーワクなんです

ひとりでいるのが　怖くなる
このまま　とりこになりそうで

くしゃみ　鼻水　目のかゆみ
これが花粉症なのね

もしも飛べるなら
飛んで逃げて行く

たとえ　嵐でも
たとえ　遠くでも

あなたから　逃げて行きます

まるで　今のぼくは
乳呑み児の　ようね

あなたが　怖いんです


生まれて初めて　あなたに出会い
生まれて初めて　あなたを知ったの

あなたは　目に見えないの

ある日突然　やって来て
ある日突然　惹かれてた

くしゃみ　鼻水　目のかゆみ
これが花粉症なのね

もしも飛べるなら 飛んで逃げて行く

たとえ　嵐でも
たとえ　遠くでも

あなたから　逃げて行きます

まるで　今のぼくは
乳呑み児の　ようね

あなたが　怖いんです
♪♪

花粉症さん、お初でやんす。
必死に耐えていたあっしの鼻も
大勢のあんさん方には
多勢に無勢とばかり
参っちまったようで。

これからよろしく
お頼み申しやす。

だなんて、とんでもない！
冗談は、ヤメコさんよ。

見渡す限り、杉杉杉・・
右も左も杉の木だらけ。
真っ暗闇じゃござんせんか。

そんな会社に入ったあっしが
悪いのでござんしょ、お天道さまよ。
なんちゃって！

どうも花粉症らしくて。
鼻がグスグス、喉がヒリヒリ。

「風邪？」
「ノンノン、花粉症よ。
この会社に入ったら最後
みんな花粉症よ！」と、冷たいお言葉。

そういえば、皆さんの会話と言えば
花粉症対策のことばかり。

「ｘｘｘｘｘっていうお茶が効くらしいわ。」
「ｏｏｏｏｏを食べれば楽になるって。」
「あたしは、＋＋＋＋＋で鼻すっきりだって。」

あそこの店にはないけど
あっちの店には置いてあった、等々。

そば耳を立ててしまった、情けないあっしでござんすよ。