昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

映画 「八日目の蝉」

2012-06-24 17:19:30 | よもやま話
えがったあ!
久々に納得の、邦画でしたわ。

小池栄子さん、見直しました。
あんな気弱な役柄も演じられるのですね。
「リーガル・ハイ」のきつい女性に見慣れたせいか、! でした。

だけどまあ、何と言っても、子役がお見事でした。
まるで本物の親子のように見えましたよ。
そしてまた、演技をしていると感じさせないんですから、
ほんとに、凄い! のひと言です。

真央ちゃん、井上真央ちゃんはねえ…
どうもイメージが合わなくて…

私個人の問題なんですけどね。
何年か前のお正月映画「あんみつ姫」のイメージが強すぎて…。
でもラスト近くの頃には、グッと引き込まれました。

本音を言うと、沢尻エリカちゃん…彼女で観たかったです。
ダブルキャストで、もう一本! というのは、欲深ですか?

「八日目に何を見たか?」
冒頭の呼びかけへの、私のアンサー。

考えても、…考えても、…何も見えない。

たゞたゞ、
一日目、二日目…四日目、五日目…そして七日目。

しかし見えない。

「ママ…ママ…」
叫ぶ幼児だけしか見えない。

幼児になったつもりで…、考えて…
無理だ! そんなの。
絶対無理だ!

「八日目の蝉……」
そう! 捨てられた蝉だった。

写真館で撮った、初めての写真。
そこに、たくさんの物が詰まっていた。

幼児期を過ごした小豆島の写真館を飛び出して、
小池栄子演じる、マロンに言う。

「私。産まれてないのに、この子が好きだよ。」
しゃがみ込んで泣き叫ぶのは、
薫? 恵里菜? どっち?

……
わたしは、薫だと思いたくなっていた。
そして、誘拐犯の母親は、どうしてる?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿