昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

信州・箱根での美術館巡り  第四章 ポーラ美術館~モダン・ビューティ~ ファッション&ヘアメークの変遷 1850-1860

2017-01-13 12:17:11 | 美術展・博物館
女性の方たち、ほんとにご苦労さまです。
不断のご努力により、我々男どもに安らぎの時間を与えてくださっていること、感謝の念にたえません。
これからもどうぞ、癒やしのひとときを与えてくださるよう、切にお願いします。

【ファッションのトレンド】ドーム型シルエットの「クリノリン・スタイル」-1850年代&1860年代



1850-1860年代の裾が広がったドーム型のシルエットのスタイル。鯨ひげや針金を輪状にして重ねたフープに、麻糸と馬の尾毛を織り上げた布地を張った下着(クリノリン)をつけている。
かよわさの象徴ともいえる白い肌を保つため、外出時は、帽子やヴェールを着用していた。
かよわいこと、繊細なことが美しいとされ、病めるような青白さを表現するため、メイクとして静脈を描くこともあった。1860年代には、肌を傷めない「亜鉛華白粉」が登場し、一大ブームとなった。
また当時、多くの女性は、かよわさや繊細さを求める美意識に合わせて、頬紅や口紅をつけていなかった。紅をつけるのは、女優など舞台に立つ職業以外は、娼婦であることを意味していた。
――ポーラ美術館HPより



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