昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

憧れの Mustang で…… (23)

2018-09-15 08:00:37 | お出かけ

お詣りも済みました。
時間は、3時近く、えっと、2時47分ですね。
もう、帰ることにします。

早いなとは思いますが、今夜はハワイ最後の夜です。
別段、夜にどこかへ出かけるつもりはありません。
ただ、会社主催の、スター・オブ・ホノルル号に乗っての「サンセットディナークルージング」があります。


覚えてみました? 
(1)での、お船をバックにした写真の折りの「この客船が……」という言葉を。
そうなんです、あの船なんです。
16:20に、ホテルにバスが迎えに来ます。
その前に、少しは休憩をしておきたいですし。
元気ですよ、今。でもですね、興奮状態ですからね。
おそらく、ムスタングから降りたら、どっと疲れが出ると思うんですよね。

レンタカー会社までは、30分ぐらいかと思うんですよね。
それからトローリーバスに乗ります。
すぐに乗れたとして、ホテル前まで約20分ぐらいだったと思います。
そうすると、4時近いじゃないですか。
いかんいかん、早く帰らねば。

もう周りの景色を楽しむ余裕はありません。
西郷輝彦さんのCDを流しつつも、あまり耳に入ってきません。
でも信号待ちの折には、あちらの方たちには聞こえているでしょう。
少し焦り気味で走らせます。
といってスピードを上げるということではなく、大体30マイル見当です。
ナビにチラチラと目をやりながらの運転です。
先にも報告しましたが、あちらの運転手が気を使ってくれて、少々無理な車線変更なんかも許してくれます。
ありがたいです。

そろそろ着くようです。
大通りを左折して、裏道に入ります。
ナビの画面上では着いたと出ています。

あれれ、どのビルだったっけ? 
入り口に大きな看板でもあるかと思ったのですが、ありませんがね。
えっえっえっ!? 
と思う内に、また大通りに出てしまいました。

もう一度トライです。
後続の車もありませんし、ゆっくりと走ります。
けれど、見覚えのある物がありません。
ええい! と、立体駐車場に入りました。
誰か中に居たら、予約所にレンタカー名がかいありますから、それを見て貰うことにしました。

中に入ると、ゲートがあります。係員も居ました、ホッです。
その前で左折して、降りて聞くことに。
車から降りて声をかけようとすると、今入ってきた車がクラクションを鳴らしてきます。
停車した場所が悪かったのかと、車に戻りかけると「#&*;$!」と、声がかかりました。
ジェスチャーからすると、付いてこいと言っているようです。
レンタカー会社の従業員のようです。
OK,OK! と声を張り上げて、大きな車体を四苦八苦しつつ回転させて、後に続きました。

三階でしたかね、従業員たちの拍手で迎えられました。
なんとも面はゆい感じでしたが、わたしも「サンキュー! サンキュー!」と答えながら車を降りました。
キーを女性に渡すと、先ほどの青年がまた声をかけてきます。
どうやら、ホテルまで送ってくれるようです。
もう、感謝感謝、です。

車中で、話しかけてくれるのですが、中々話が通じません。
それでも、何度もそしてゆっくりとした発音で、なんとか意味が通じるようにしてくれます。
やっと、どこから来たのか、特産品になにがあるのかといったようなことを聞いているのだと理解しました。(多分、そうだと思います)
岐阜だと答えても分からないだろうと思ったので、「フロム ナゴヤ」と言ってみました。
「OK,OK,NAGOYA」通じたようです。
で、特産品と言ってもすぐには思いつかず、
「サケ、オニコロシ」と言ってしまいました。
「SAKE! GREAT! ONIKOROSHI! OK,OK!」
気持ちの良い青年でした。
帰国後に、ハワイのレンタカー会社からメールでアンケートが届いた折には、「その青年に感謝している。気持ちよく帰国できた」と、翻訳ソフトを使って返信しました。
しまった! 
と、その時に後悔の念が。
『青年との2ショットを撮っておけば良かった』

青年のおかげで、思ったよりも早く帰ることができました。
3時半頃に部屋に入りました。
ベッドに横になると、やはりすぐに眠りに入りました。


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