すみません、横道にそれすぎました。
海地獄です。でもなんで海地獄なんですかね。
海に面しているわけでもないし、大きな池がありますが――ああひょっとして、この池が大きいから海に例えたのかな?
きれいなコバルトブルーですしねえ。
そういえば、琵琶湖もそうですね。
「海に見えれば、こころが広い人です」とかなんとか、修学旅行でのバスガイドさんのことばだったような……。
父の話によると、わたしが幼少のみぎり、みぎりですよ――そのころは、お大尽のお坊ちゃまですからね。
で、みぎりに連れられてきたおりには「うみ、うみ」と大騒ぎしたらしいんです。
ぜんぜん覚えていないのですけれど。
大はしゃぎしたのはいいのですが、とつぜんに泣き出したというのです。
金棒をもった鬼が池のそばに立っていて、それを見たとたんに金縛りにあったように立ちすくんだらしいです。
「おしっこを漏らして大変だった」なんて言われたのですが、ホントの事かどうかは定かではないですよ。
そうか、「息子の怖がりはわたし譲りだったのか、そうかそうなんだ」。
変なところで嬉しくなってしまいます。
池からはすこし離れていましたが、小高い場所に椰子の木群が植えられていました。
まさに南国そのものですよ。
ああ、平成30(2018)年のハワイ旅行を思い出します。
「他所で言いふらさないように」。会社からの厳命です。
クルージングでのショーは素晴らしかったですよ。
若いころに流行ったツイストなんかを踊ったりしましてね。
昭和のダンスで、大流行したんです。
正直のところ、ツイストを踊るのははじめてなんですよね。
膝をまげて腰をおとし、ひねるんです。ねじるんです。
お爺ちゃんお婆ちゃん世代に聞いてみてくださいな。
知らない人はいないはずですから。
平成のバブル時代に、ワンレン・ボディコンブームがあったでしょ?
勝るとも劣らぬほどの盛況ぶりでしたよ。
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