僕の女王様は妹 （六十）

Ｋ子ったらさ、
玄関先でね、
モジモジしてたの。

そしたらおじさんがね、
「Ｋ子ちゃん、
男の裸は初めてかい？」って、
そのまま近づいてきたのよ。

「うん・・」って、
小さく頷いたＫ子だったんだけど、
おじさんはお構いなしよ。

「それじゃ、
勉強しなくちゃね。」って、
Ｋ子を部屋に引っ張り上げたてさ。

Ｋ子の話だと、
お酒の匂いがプンプンしてたって言うから、
まだ酔ってたのかもしれないわね。

「ほおら。
Ｋ子ちゃんだから、
おじさんのおちんちん、
こんなに元気になっちゃった。」って、
トランクスをずり下ろしたんだって。

その頃にはね、
Ｋ子もそのおじさんのことを
好きになってたらしいのよ。

外観は冴えないおじさんだけど、
結構中身があるらしいの。

人生訓なんかを、
話してくれるらしいの。

ほらっ、
お父さんってさ、
案外娘にはだらしないじゃない？

言いなりじゃない？
娘の。
千佳ん家も、
だけどさ。

「触ってごらん。
硬いよ、
おじさんのは。」

Ｋ子ったらさ、
恐る恐る触ったらしいの。

興味あるじゃない、
それって。
学校で、
さんざん聞かされてるしさ。

いっけないぃ！
もう、こんな時間だ。

今日は、
ここまで。
続きは、
学校から帰ってからね。

こらっ、
そんな顔しないの！