昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (戦い済んで、日が暮れて)

2010-05-09 13:10:31 | 小説
「くくくっ・・
くくくっ・・。
くすぐったいってば、
お兄ちゃん・・」

お兄ちゃん?
お兄ちゃんって、
・・えっ!!
・・千佳!
何で、ナンで、
千佳が!

そこで、
目が醒めました。
びっくりですよ、
ホントに。

おばさんだとばかり思ってたのに、
いつの間にか、
千佳だったんですから。

焦りましたよ、
実際。
こんなこと、
絶対に千佳には言えません。

僕を兄貴だなんて思ってない奴なんですから。
馬鹿にしてるんです、
僕を。

あったまに、くる。
妹じゃなかったら、
ぼっこぼこにしてやるところです。

「お兄ちゃん、
女の子にモテないでしょ!」なんて、
毎日のように言うんです。

「私なんか、
毎日、
告白のメールが来るわ!」なんて、
ほざくんです。

ホント、
妹じゃなかったら・・。

今朝は、散々です。
中途半端な夢だし、
パンツはごわごわになってるし。

今日は休みだって言うのに、
早く目が醒めちゃうし。

でも、良かったです。
今日仕事だったら、
やばいっス。
まともに、
顔を見れないスよ。

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