昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

関西旅行 一日目(am 14:20~)後編

2016-01-16 12:12:25 | お出かけ
といった苦い経験から、、二人が限界だと言ったのです。
「いや」と言うだろうなと覚悟していたと思います。
今ならば2時間弱ほどで着くかもしれませんね。

でもあの当時だと、多分、時速80キロも出せなかったと思います。
ですので、5時間はかかったでしょう。
となると、朝の6時に出発したとしてお昼近くでしょうね。

混み具合を考えると、おそらくは閉園時間のギリギリまで居つづけたと思うのです。
とにかく、帰りは夜中ということになるでしょう。
いくら若いとはいえ、帰りに眠気が襲ってくることは十分に考えられることです。
もっとも、そこまで考えていたのかどうかは不明ですし、多分考えていなかったでしょう。

日時は8月14日と決まりました。
時間は…覚えていませんが、早朝としたことでしょうね。
ではなぜに行かなかったのか…。

彼女が親に止められた? 答えはノーです。
彼女がビビった? 答えは、ノーです。
ビビったのは、誰あろう、わたしだったのです。

どんな言い訳をしたのかは覚えていません。
情けない、実に情けない。
もしもその時の自分に会えたら、思いっきり「しっかりせえ!」と怒鳴っているでしょう。

もしあの時強行していたら、今頃は仲睦まじく老後を…
それともやっぱり、離婚ということに? 
それは、神のみぞ知る、でしょう。

そんな彼女と別れることになったのは…
彼女の虚栄心からでした。そして、男の性(さが)です。

21歳の若者でした、ある意味潔癖です。
寛容さに欠けていました。
傷つけたかもしれません、彼女を。
案外のことに、彼女は覚えていないかもしれませんが、もしも再会するようなことがあったら「ごめんな」と言いましょうか。

えっと、どこまで旅程は進んでいましたかね。
一日目の、菩提寺までですか。
そう、デザートを! という声が頭の中を飛び交ったところまででした。

 
 垂水PA

垂水PAで、ソフトクリームではなく、130円也で森永のMOWを食しました。
そして屈伸運動と簡単な腰痛体操を行い、出発です。


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