「ほら、次だ!」
シン公の大きな手が、
アコの頭を包みます。
暖かい、
手でした。
「ア・コ・ハ・オ・レ・ガ・ス・キ」
「へぇー、
そうかい?
アコは、
俺が好きなんだあ。」
「バカ!
知らない!
イーだ!」と、
口を尖らせるアコでした。
「それじゃ、
これだ。」
「オ・レ・ハ・ア・コ・ガ・キ・ラ・イ。
えぇ、
意地悪うぅ!
それじゃ、
今度は私の番よ!」
アコはすぐにシン公の後ろに回り、
大きな背中に小さく書きました。
「なに?
そんな小さくちゃ、
分かんないゾ!
うん?
キ・ス・キ・スぅぅ?」
シン公の素っ頓狂な声に、
アコはプゥー!と
頬を膨らませました。
「もおぅ、
シンちゃんの、
えっちぃ!
スキって、
書いたのよ。
それを、
最初のスだけ、
言わないんだから!」
シン公の大きな手が、
アコの頭を包みます。
暖かい、
手でした。
「ア・コ・ハ・オ・レ・ガ・ス・キ」
「へぇー、
そうかい?
アコは、
俺が好きなんだあ。」
「バカ!
知らない!
イーだ!」と、
口を尖らせるアコでした。
「それじゃ、
これだ。」
「オ・レ・ハ・ア・コ・ガ・キ・ラ・イ。
えぇ、
意地悪うぅ!
それじゃ、
今度は私の番よ!」
アコはすぐにシン公の後ろに回り、
大きな背中に小さく書きました。
「なに?
そんな小さくちゃ、
分かんないゾ!
うん?
キ・ス・キ・スぅぅ?」
シン公の素っ頓狂な声に、
アコはプゥー!と
頬を膨らませました。
「もおぅ、
シンちゃんの、
えっちぃ!
スキって、
書いたのよ。
それを、
最初のスだけ、
言わないんだから!」
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