緑々とした草のしげる土手に 独り 少女がたたずむ
みなもに映える夕陽が 少女を射す
土手にひとりたたずむ しょうじょの背に夕陽が宿る
ながく尾をひく だいちに根ざす 少女のかげ
なにを語りかけるでもなく 風の気ままにまかせながら
おごそかに 威厳をただよわせて 大地にねを張る 大木
あるときは とし老いた鳥の かりの宿となり
あるときは 活き活きとした若い鳥の いこいの場となり
或あときは はたらきものの蟻の 雨宿りをゆるす
いま しょうじょをてまねきしている……
=背景と解説=
多情でした。
複数の女の子と、言葉のキャッチボール的に、恋愛ごっこをしていました。
無論、女の子にはそういった思いはなかったでしょう。
そう、信じていますし、信じたいです。
ただ、ハイティーン(現在は使いませんかね? 17から19才ぐらいでしょうか)です。
重くない恋愛感情だったと思いますよ。
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