美しくも艶っぽい女性を思い描きながら
古くは、嵯峨美智子さん
ちょっと前なら、太地喜和子さん
壁際に置かれたソファに
二人並んで座り、
「ひさしぶりの逢瀬に、かんぱーい!」
赤ワインを口に含んで
妖艶に笑みをくださる、あなた……
ぼくの手をそっと
あなたの胸元にいざなって
耳元でささやく、あなた……
「元気 してた?」
もうやめてください
ぼくをいたぶるのは。
もうやめてください
ぼくをいじくるのは。
でもでも……
あなたに逢いたい 恋しい 欲しい。
あなたがいるから わたしはうれしい。
あなたがいるから わたしはなやましい。
平仮名に固執しているけれども、
うれしい→嬉しい
なやましい→悩ましい
も、ありではないのか。
小説において、
「一本調子ですね」と指摘された。
「リズムを壊すことがあってもいいのでは?」と指摘された。
なるほど、とうなずく私がいた。
それは詩にも通じるのか。
七行という短い詩にはどうなんだろう。
今のわたしには、悩ましい。
古くは、嵯峨美智子さん
ちょっと前なら、太地喜和子さん
壁際に置かれたソファに
二人並んで座り、
「ひさしぶりの逢瀬に、かんぱーい!」
赤ワインを口に含んで
妖艶に笑みをくださる、あなた……
ぼくの手をそっと
あなたの胸元にいざなって
耳元でささやく、あなた……
「元気 してた?」
もうやめてください
ぼくをいたぶるのは。
もうやめてください
ぼくをいじくるのは。
でもでも……
あなたに逢いたい 恋しい 欲しい。
あなたがいるから わたしはうれしい。
あなたがいるから わたしはなやましい。
平仮名に固執しているけれども、
うれしい→嬉しい
なやましい→悩ましい
も、ありではないのか。
小説において、
「一本調子ですね」と指摘された。
「リズムを壊すことがあってもいいのでは?」と指摘された。
なるほど、とうなずく私がいた。
それは詩にも通じるのか。
七行という短い詩にはどうなんだろう。
今のわたしには、悩ましい。
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