それは、通勤途中に起こったのです。
いつもの道をいつもの時間帯に、いつもの愛車を走らせていた時でした。
突如浮かんだ、一行の文。
あなたの唇が悩ましい……
なんの前兆もなく浮かんだ、一文。
良くあることなんです。
で、早速後続の車に気をつけながら、車を路肩に止めて。
思いつく文を、書き殴り書き殴り。
美しくも艶っぽい女性を思い描きながら
古くは、嵯峨美智子さん
ちょっと前なら、太地喜和子さん
そして今なら、……? だれ?
あなたのくちびるが、わたしに悩ましい
あなたのくちびるが、わたしに嬉しい
ベーゼ 口吸い 口づけ 接吻 キス
あなたのことばが、わたしにうれしい
あなたのことばが、わたしになやましい
ラ・ムール 愛してる
あなたがいてくれるから、わたしはここにいる
あなたがいてくれるから、わたしは生きられる
あなたのにほいが、わたしにうれしい
あなたのにほいが、わたしになやましい
あなたの移り香が、わたしにうれしい
あなたのうつり香が、わたしになやましい
そんなあなたに、狂おしい……
タイトルは、[あなたに合掌](にする?)
という具合で、どんな詩になることやら。
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創作中。
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