24日(金・祝)。わが家に来てから今日で2123日目を迎え、新型コロナウイルスの感染者数が、全世界で1,500万人の大台を超えたが、最も多いアメリカは397万人を超え、死者数も14万人以上と世界で突出している というニュースを見て感想を述べるモコタロです
米国の世界一は誰が何と言おうと トランプの貢献度が一番高い! 最悪の大統領だ
昨日、夕食に「チキンステーキ」と「キャベツの中華スープ」を作りました 鶏もも肉はCOOKPADのレシピでは「中火」で焼くとなっていますが、いつも焦げ付いて皮が剥がれてしまうので、今回は弱火で焼いてみました
予想通り上手に焼けました
文京シビックホールの「響きの森クラシック・シリーズ」のVol.73(9月5日)、Vol.74(11月28日)、Vol.75(3月27日)各公演は一旦払い戻しされ、希望者はあらためて同日のチケットを取ることになっていますが、昨日はVol.73公演のセット券購入者先行発売日でした プログラムは①ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番」、②同「交響曲第6番」で、①のピアノ独奏は小林亜矢乃、指揮は小林研一郎です
セット券価格(S券:5,000円 ⇒ 4,100円)で格安に購入できるので、さっそく電話でシビックチケットに申し込みをしました
午前10時から受付開始でしたが、出遅れて午前中は繋がりませんでした
午後2時に 読み終わった本20冊を渡すため知人と綾瀬で会う約束をしていたため出かけたので、4時過ぎに帰宅してから再度電話をして5分後に繋がりました
通路側ではないものの、1階席のほぼセンターの席を確保できました
兎田孝則は誘拐を生業とする「ベンチャー企業のようなもの」の一員だが、彼らのグループにトラブルが発生する 「オリオン座ヲタク」のコンサルタント折尾豊(通称オリオオリオ)によって組織の金がだまし取られてしまったのだ
取引先に送金する期限が迫っており、何としてもその金を奪還しなければならない
その仕事を命じられたのは兎田孝則だった。愛する妻の綿子を人質に取られ、オリオオリオを探すように強制されてしまう
仙台の新興住宅地の一軒で、人質立てこもり事件が起こる。出動した特殊捜査班が犯人と交渉するが、オリオオリオを連れてくることと、立てこもりの現場をテレビ中継することが要求される
犯人は誰で、なぜオリオオリオを連れてこいと要求するのか? 果たして兎田は綿子を奪還できるのか
この小説はとても面白いのですが、ストーリーの時系列が複雑で、一気に集中して読まないと途中でこんがらがってきます 時々、筆者が解説を加えて読者をリードしますが、油断はできません
伊坂作品を読む楽しみの一つは、彼独特のユーモアを交えた表現描写です ほんの一例を挙げれば、立てこもり事件を中継している現地のリポーターと放送局のキャスターとのやり取りは次のようなものです
「機動隊が固まって、大勢で移動してましたが、犯人が銃を持っているからですかね?」
「拳銃を所持している可能性はあります」
「家の中から撃ってくるということでしょうか」
俺だってほとんど情報がないんだよ、とリポーターは叫びたいところだった 何と言っても恋人から別れ話を切り出された理由さえ分からなかったのだ
ただ、それを口にしないくらいの常識は持ち合わせていたから、「銃で狙っている可能性も否定はできないということかと思われます」と ほとんど何も言っていないに等しいコメントは返した
「警察のほうはたとえば、近くの建物から、犯人を狙撃する準備をしているんでしょうか?」
あのさ、考えてみてよ、このテレビを犯人も観ているかもしれないんだから、ここでそんなことを応えられるわけないでしょうが リポーターはその言葉が喉まで出ていた。明らかに顔が引き攣っている。もう一つ、似たような質問がスタジオから投げられたなら彼も、「もうやだ!」的な叫びを上げたのかもしれない
伊坂作品にはこうした文章があちこちに出てくるので、とても楽しいです