11日(火)。わが家に来てから今日で2313日目を迎え、就任から5年目を迎えた韓国の文在寅大統領は10日午前、大統領府で演説し、南北融和について「不可逆的な平和へ進む最後の機会だ」と述べた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
脱北者団体が 金正恩体制批判のビラを 風船につけて飛ばしてるから 難しいと思う
昨日、夕食に「ひき肉と野菜のドライカレー」を作りました 久しぶりに作りましたが、何回食べても飽きない味です
昨日、7月~8月にミューザ川崎で開かれる「フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2021 」のうち次の2公演のチケットを、友の会優先販売で取りました
①7月30日(金)18時30分 「洗足学園大学 バレエ公演」
グラズノフ「ライモンダ」、ボロディン「イーゴリ公」、ドリーブ「コッペリア」から抜粋。秋山和慶指揮。谷桃子バレエ団、東京シティ・バレエ団、牧阿佐美バレエ団。
②8月1日(日)17時 「真夏のバッハ 大木麻里パイプオルガン・リサイタル」 オール・バッハ・プログラム
特に楽しみなのは、洗足学園大学のバレエ公演です 現在のところ、この公演が1年で唯一鑑賞するバレエ公演です
なお、昨日は7月23日(金・祝)11時開演の「子どもフェスタ2021 イッツ・ア・ピアノワールド」と同日15時開演の「須川展也&小川典子デュオ・コンサート」の先行発売日でしたが、ミューザのホームページによると、「出演予定のピアニスト小川典子さんが右手首骨折のため出演できなくなったため、出演者・内容を調整するためチケットの発売を延期する。公演の可否および内容が決まり次第あらためてお知らせする」としています 同HPには小川典子さんが怪我をするに至った経緯や出演を断念するに至った理由などが掲載されています 私はデュオ・コンサートを聴く予定でした。小川さんの一日も早い回復をお祈りします
村田沙耶香著「地球星人」(新潮文庫)を読み終わりました 村田沙耶香は1979年千葉県生まれ。玉川大学文学部芸術文化学科卒。2003年「授乳」で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)受賞 16年には「コンビニ人間」で芥川賞を受賞しています
34歳の奈月は、恋愛や生殖を強制する世間の常識に馴染めず、ネットで知り合った夫と性行為なしの婚姻生活を送っている 夫とともに田舎の親類の家を訪ねた彼女は、いとこの由宇に再会する。小学生の頃、自分たちを魔法少女と宇宙人だと信じていた2人は秘密の恋人同士だった しかし、大人になった由宇は世間の常識に洗脳され「地球星人」に変貌を遂げようとしていた 奈月は夫と共に由宇をポハピピンポポピア星人に引き戻そうと懸命に説得し、成功する そして「人間は、結婚して子どもを産み育てるのが常識である」という固定観念の下にある「地球という工場」で働くことに反旗を翻す
奈月が祖父・祖母の住む田舎を訪れ、過去を回想する冒頭のシーンでは、「こんな調子で宇宙人の話が続くのかな」と心配になりましたが、小学生の時の塾の若い教師が登場し、奈月に「ごっくんこ」を強制するシーンから徐々に不穏な雰囲気が醸し出されていきます そして、雪崩で道が閉ざされた田舎の一軒屋で、食料も尽きるなか、3人はポハピピンポポピア星人として「生き延びる」ため ある行動に出ます それは吐き気を覚えるほどの衝撃的で非常識な行為ですが、そう思うことこそが「地球星人」の証拠だと言われるようなものです
村田沙耶香の心理の根底にあるのは、「女は妊娠して子どもを産まなければならない、なんていう考えはクソくらえ」であり、「『人間工場』で働くなんてまっぴらゴメン」です
でも、現代においては、そういう考えの女性は決して少数派ではないのではないか、と思います 「幸福」の尺度は人それぞれ異なります。いろいろな選択肢があって良いと思います 残念ながら、人間の死亡率は スパコン「富岳」で計算しても100%です どんな人生を送ろうが、誰もがいつかは死ぬのです 人生は一度しかありません。反省はしても後悔しないように生きるのが賢明だと思います