7日(金)。寝室用の小型CDプレーヤー、デノン「DCDー50」がまたまた故障しました 一昨日、ディスクを呑み込んだまま吐き出さなくなりました
今回はカラヤン指揮によるヴェルディ「ドン・カルロ」のCDです
仕方ないので昨日 朝イチで池袋のBカメラに修理依頼に出しに行きましたが、昨年5月11日に購入してから今回が5回目の修理依頼なので、「修理依頼書」に故障の状況とともに「新品と交換を希望」と記入してもらいました
メーカー保証が5月10日に切れるので、無料修理は今回が最後になります
敵がどう出るか分かりませんが、新品と交換できなかったら、しばらく使用して、メカに危ない動きがあったら使用を止めて、別のメーカーの商品を購入しようと思います。でも 小型の据え置き型CDプレーヤーはあまりないのです
ということで、わが家に来てから今日で2309日目を迎え、有識者で構成する米フェイスブックの監督委員会は5日、トランプ米大統領(当時)の支持者らが連邦議会議事堂を一時占拠した事件を受け、同社が1月に同氏のアカウントを凍結した判断を支持(無期限停止は再検討要求)すると発表したが、トランプ氏は自身のウェブサイトに「ドナルド・トランプのデスクから」と呼ぶ意見を投稿する場を設け、情報発信を始めた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
暴力を煽るような情報発信は無期限停止でも良いと思う 反省してるのなら別だが
昨日、夕食に「ナスのしょうが焼き」「ピーマンとベーコンの炒めもの」「キャベツの味噌汁」を作りました 「ナスのしょうが焼き」は意外にも初めて作りましたが、シンプルで美味しかったです
昨日の朝日夕刊社会面に「音楽業界4団体『無観客開催の要請撤廃を』」という見出しの記事が載っていました 記事は以下の通りです
「新型コロナ対応の緊急事態宣言について、音楽業界の制作者やコンサート主催者などの4団体が、イベントの無観客開催要請の撤廃を求める声明を5日に出した 4団体は、業界で定めたガイドラインに基づき感染対策を徹底することで、『ライブやコンサートの公演会場は感染リスクの高い場所ではないことを示してまいりました』と強調
大幅な収入減でアーティストや公演関係者の生活が危機にあると訴え、『残念ながら精神的にも限界が来ています』などとして、無観客要請の撤廃を求めた
」
現在、今月11日が期限となっている東京や大阪など4都府県に出ている新型コロナ対応の緊急事態宣言について、政府は5月末までに延長する方針を固め 本日中に正式に決定する予定であると報道されています この機会に、政府には科学的な根拠に基づいて音楽業界4団体の声明を受けとめ、ライブコンサートの実現を認めてほしいと思います
橋本治著「草薙の剣」(新潮文庫)を読み終わりました 橋本治は1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。イラストレーターを経て、1977年に小説「桃尻娘」を発表。2002年「『三島由紀夫』とはなにものだったのか」で小林秀雄賞を、05年「蝶のゆくえ」で柴田錬三郎賞を、本作「草薙の剣」で野間文学賞を受賞しています
本書は12歳から62歳までの6人の男たちを登場させ、本人と その父母、祖父母が経験した戦前、戦後、学生運動、オイルショック、バブル経済、オウム真理教の地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災、東日本大震災、そして現代に至るまで、それぞれの時代を生きた人々の姿を描くことによって、この100年間の日本を振り返った長編小説です
主人公の6人の男たちは、昭生(1953年生まれ)、豊生(1963年生まれ)、常生(1973年生まれ)、夢生(1983年生まれ)、凪生(1993年生まれ)、凡生(2003年生まれ)と、10歳ずつ年齢がずれています したがって、読者は自然と自分に近い年齢の主人公に身を置いて、それぞれの父母、祖父母の思い出とともに、これまで世の中で起こった事件や出来事を振り返ることになります
本書のタイトル「草薙の剣」の話はエピローグの前の「第5章『草薙の剣』」のところで出てきます 「ヤマトタケルが相模の国の国造(くにのみやつこ)に騙され、草原で四方から火を放たれる
ヤマトヒメから与えられた袋を思い出して開けてみると、火打ち石が入っていた。ヤマトタケルは剣で草を薙ぎ払い、火打ち石でその草に火を放つ向火(むかいび)の法で絶体絶命の難局を乗り切る
」というものです
果たして、6人の男たちは目の前の難局を乗り切ることが出来るのか・・・
橋本治と言えば、学園紛争中の1968(昭和43)年の東大駒場祭におけるポスターに書いたキャッチコピー「とめてくれるなおっかさん 背中(せな)のいちょうが泣いている 男東大どこへ行く」を思い浮かべます
本書を読み終わって考えるのは、果たして現代の日本に生きるわれわれに「草薙の剣」は与えられているのだろうか、ということです