4日(火・祝)。息子がコロナ禍の影響で帰省できないので、池袋のデパートから牛肉のひと口 ステーキ・セットを送りました 料理好きな息子のことなので毎日自炊をしていると思いますが、たまには手を抜いて焼肉でも食べて力を付けてほしいと思います
ついでに渋谷に出て一人ランチしました
いつもは信じられないくらいの行列ができている宮益坂にある「東京たらこスパゲティ」に入りました
午前11時頃だったせいか並ばずに入れました
メニューのどれもが美味しそうでしたが、「炙り明太子のお出汁スパゲティ」にしました
店員さんの話では、「たらこ、のり、ミョウガ、しそ、胡麻などとよく混ぜて、お好みで出汁を注いで食べてください」とのことでした。和風でとても美味しかったです
行列の理由が分かりました
食後に宮益坂を上がって散歩しましたが、途中でこういう看板(サイン)が目に入りました
お店の人の気持ちがよく伝わってきます ちなみにこの看板の主は「しょうが焼き Baka 渋谷宮益坂店」という名前です
ということで、わが家に来てから今日で2306日目を迎え、北朝鮮の金正恩総書記の実妹、金与正朝鮮労働党副部長は2日、脱北者団体が4月末に南北軍事境界線近くで朝鮮労働党の金正恩総書記を批判するビラを散布したことについて談話を出し、「我々国家への深刻な挑発と看做し、相応の行動を検討する」と警告した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
人は自分に不都合で本当のことを指摘されると激怒するものです お兄様もそうです
昨日、夕食に「鶏肉の赤ワイン煮込み」「生野菜サラダ」を作りました ワイン煮込みは前回、煮込み過ぎて肉が固くなってしまったので、今回は気を付けて弱火でじっくり煮たので、柔らかく美味しく出来ました
ワインは安いのを煮込みに使ったので、そのワインを飲みました
ギンレイホールで河瀨直美監督による2020年製作映画「朝が来る」(139分)を観ました
栗原清和(井浦新)と佐都子(永作博美)の夫婦は、清和が無精子症と診断されたため一度は子どもを持つことを諦めるが、広島にある養子縁組団体「ベビーバトン」の代表・浅見静江(浅田美代子)を介して特別養子縁組により男の子を迎え入れる 朝斗と名付けられた男の子との幸せな生活がスタートしてから6年後、朝斗の産みの母親・片倉ひかり(蒔田彩珠)を名乗る女性から「子どもを返してほしい。それがダメならお金をください」という電話が突然かかってくる
当時 中学生の14歳で出産した子を、清和と佐都子のもとへ養子に出すことになったひかりは、生まれた子どもへの手紙を佐都子に託す心優しい少女だった
しかし、訪ねてきたその若い女からは、6年前のひかりの面影をまったく感じることができなかった
この6年の間に彼女に何があったのか
この映画は、直木賞作家・辻村深月の同名小説を河瀨直美監督が映画化した作品です
映画の前半では、栗原夫妻の不妊治療から特別養子縁組を受け入れるまでの葛藤が、後半では中学生で子供を産んだ片倉ひかりの悩みと波乱の物語がミステリー仕立てで描かれています
子どもが欲しくても授からない人たちもいれば、欲しくないのに出来てしまう人たちもいます 前者で どうしても子どもが欲しい場合の選択肢として「不妊治療」「特別養子縁組」という道が示されていますが、時間とお金をかけて「不妊治療」をやっても効果がない場合に「特別養子縁組」を考えるのではないかと思います
言うまでもなく「特別養子縁組」は親と子の血のつながりはありません。したがって、「産みの親」と「育ての親」が存在することになります。この映画では、「ベビーバトン」の方針として、養子として受け入れた子どもが一定の年齢に達するまでの間に、育ての親は「産んだ親」が別にいることを話さなければならないとしています
これは大事なことだと思います。血液型などでいずれは判ってしまうからです
後で子どもから追及される前に真実を伝えておくことが親子の信頼関係を築くことになると思います
というのは、自分にも経験があるからです 中学生の時、父親から「話がある」と妹と一緒に呼ばれました。父親が口にしたのは「実は赤ん坊の時に養女に出した妹がいる」という話でした
私が生まれた2年後に双子の姉妹が生まれ、姉を残して妹を 子どもが授からない親戚の家に養女として出したということでした
生まれて初めて聞く話だったのでビックリしましたが、後から冷静に考えると、あの時 話してくれて良かったと思っています
2人の妹はそれぞれ孫のいるおばあちゃんになっていますが、夫婦そろって健在です
話がそれましたが、この作品は2020年、第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「カンヌレーベル」に選出されています 子どもがいるいないに関わらず、親子の問題は世界共通の関心事です
いろいろと考えさせられる作品でした