人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

坂入健司郎 ✕ 新交響楽団によるドヴォルザーク「新世界交響曲」他のチケットを取る / ギレルモ・デル・トロ監督「ナイトメア・アリー」を観る ~ 早稲田松竹

2022年06月25日 07時21分32秒 | 日記

25日(土)。来週火曜と水曜にエリーナ・ガランチャのリサイタルがすみだトリフォニーホールで開かれるのですが、3日前の本日、いまだにプログラム内容が発表されていません チラシに「ビゼー『カルメン』から『ハバネラ』他」とあるだけで、招聘元のテイト・コーポレーションのホームページにも一切掲載されていません 彼女はいったい何を歌うんだろうか

 

     

 

ということで、わが家に来てから今日で2722日目を迎え、北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議を21日~23日に開いたが、金正恩総書記は会議で「いかなる敵も圧勝する強力な自衛力を持つことで祖国の尊厳と人民の安寧を守らなければならない」と述べた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     金正恩っていつも勇ましいこと言ってるけど  それで国民は幸せに暮らしてるの?

 

         

 

昨日、夕食に「牛バラ肉のすき焼き風」「山芋」「ネギとワカメの味噌汁」を作りました 「牛バラ~」は自己流です

 

     

 

         

 

アマチュアオーケストラ「新交響楽団」の第258回演奏会の案内が届いたのでチケットを手配しました 7月18日(月・祝)14時から東京芸術劇場で演奏されます プログラムは①バーバー「管弦楽のためのエッセイ第2番」、②ガーシュイン「パリのアメリカ人」、③ドヴォルザーク「交響曲第9番”新世界より”」です 坂入健司郎の指揮で聴くのは初めてですが、話題の指揮者なので楽しみです

 

     

 

         

 

昨日、早稲田松竹でギレルモ・デル・トロ監督による2021年製作アメリカ映画「ナイトメア・アリー」(150分)を観ました

ショービジネスでの成功を夢見る野心に溢れた青年スタン(ブラッドリー・クーパー)は、人間か獣か正体不明の獣人を出し物にする怪しげなカーニバルの一座と巡り合う そこで読心術の技を学んだスタンは、感電ショーで人気者だったモリー(ルーニー・マーラ)を誘い、大都会での成功を夢見て旅に出る やがてスタンは人を引き付ける天性の才能とカリスマ性を武器にトップショーマンとなり、豪華なホテルでのステージで上流階級の人々から拍手喝さいを浴びるようになる しかし、心理学博士のリリス・リッター(ケイト・ブランシェット)との出会いがスタンの運命を大きく変えていく

 

     

 

本作は、1946年に出版された名作ノワール小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を原作に、野心に溢れショービジネス界で成功した男が、思いがけないところから人生を狂わされていく様を描いたサスペンススリラーです

スタンは、一座の支配人から、行き場を失った浮浪者を洗脳して「獣人」に仕立て上げる方法を教わります 酒を麻薬のようになくてはならない存在に仕向けてアルコール中毒にしてしまうのです

スタンはリッター博士に預けた”分け前”を取り戻そうとしますが、追っ手に追われ命からがら逃走します すべてを失ったスタンは浮浪者に落ちぶれて見世物小屋に辿り着き、過去の実績を売り込みますが相手にされず、逆に酒を勧められ「獣人の仕事ならある」と誘われます スタンは「これが自分の宿命だ」と言って大笑いします それは「天国から地獄へ」という諦念と皮肉に満ちた笑いでした

スタンを演じたブラッドリー・クーパーとリッター博士を演じたケイト・ブランシェットの存在感が際立っています 詐欺師と心理学博士の心理戦を見事に演じていました

コメント
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