12月1日(水)。今日から12月です。カレンダーも1枚を残すのみになりました。わが家に来てから今日で2517日目を迎え、米大統領と妻ジル氏が29日に披露したホワイトハウスのクリスマスツリーに、ドナルド・トランプ前大統領の写真が飾られた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
トランプのホワイトハウス復帰は写真だけにしないと 国民がベリー・クルシミマス
昨日の夕食は「寄せ鍋」にしました 材料は牡蠣、海老、タラ、シメジ、長ネギ、白菜、京菜、豆腐です。寒い夜は鍋が温まります
Netfrixで「トランプ アメリカンドリーム」(シーズン1)を観ました 元米国大統領ドナルド・トランプのドキュメンタリーです。「シーズン1」は次の4話で構成されています
第1話「マンハッタン」(1時間6分):1970年代。トランプは成功者である父親の影を脱し、巨額の不動産取引を交渉していく さらには自らの名前を冠したトランプ・タワーを建設する
第2話「ギャンブラー」(48分):1980年代。カジノ事業の経営に手を出し、ブランドを拡大したトランプの向こう見ずな経営手法は加速する その一方で、プレイべート面は崩壊し始めていた
第3話「市民トランプ」(49分):トランプの拡大路線が行き詰まり、破産の危機に瀕する 彼の離婚や不倫がマスコミを騒がせる日々が続く中、トランプはカムバックの燃料として、株式市場に目を向け株式を上場し、多額の資金を集めることに成功し借金を返済する
第4話「政界」(58分):21世紀。リアリティー番組で再び力と人気を得たトランプは、権力の最たる大統領の座に関心を寄せ、ついに大統領選への出馬を決意する
このドキュメンタリーを観て、トランプが大統領選に出場しようと思ったのには”仕掛け人”がいたことや、2000年の大統領選に当たっては民主党でも共和党でもない小さな政党から出馬しようとしていた(結局、出馬しなかったが)ことも初めて知りました また、有権者へのアプローチの手法として「ツイッター」の威力をトランプに教え、候補者としての発信力を高めることに導いたアイディアマンがいたことも初めて知りました
家族の話も出てきますが、堅実な経営で不動産事業を大きくした父親と比べ、よくもペテン師のような口先三寸で事業を拡大できたものだと感心します トランプは、巧みな交渉力で莫大な借金を重ねる一方で、破格な税額控除を市から勝ち取ってさらに大きな不動産を獲得していきます
「誰からも認められたい」という自己顕示欲の塊のような男で、「自分を非難する人間は徹底的に攻撃する」「絶対に負けを認めない」という性格は一貫しているようです
それが、挫折したかに見えると再び復活する”強い男”の原動力になっているようです
また、他人を利用して自分の手柄にするのは日常茶飯事だったようです
とても強く印象に残ったのは、父親の葬儀の時 トランプは会葬者に向けてあいさつをしたが、父親の生前の功績を語ることなく、自分の実績ばかりを語り、いかに自分が経営者として優秀であるかをアピールしていた、という話です。トランプがどんな人間かが良く分かるエピソードです
よくもこういう自分勝手で傲慢な人間がアメリカの大統領を4年間も務めたものだと思います
共和党やトランプ支持者はこのドキュメンタリーを観ているのだろうか? もし観ていないなら是非観てほしいと思います こんなでたらめな男を再び大統領に当選させたら、再びアメリカをはじめ世界中がカオスの世界に逆戻りすること間違いなしだからです
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