2日(木)。新型コロナのオミクロン株に関わる緊急措置で外国人が入国できない厳しい状況ですが、東京交響楽団のホームページによると、12月4日(土)の第696回定期演奏会と5日(日)の第84回川崎定期演奏会は予定通り実施するとのことです プログラムは①ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」、②ルトスワフスキ「管弦楽のための協奏曲」で変更なし
①のピアノ独奏がアンゲリッシュからゲルハルト・オピッツに変更となるが、指揮者はジョナサン・ノットで変更なしとのことです
ノットとオピッツはすでに来日しているということですね
これで一つ安心しました
新国立劇場のホームページによると、5日から12日までの間に4回「オペラパレス」で上演されるプッチーニ「蝶々夫人」は、ピンカートン役のルチアーノ・ガンチがコロナ禍に係る入国制限により来日不可となり、代わりに村上公太が出演する(11月28日発表済み)以外は、出演者に変更なしとのことです これで二つ安心しました
NHK交響楽団のホームページによると、12月10日開催の第1946回定期演奏会(池袋Cプログラム)は、「11月29日に政府から発表された『オミクロン株に対する水際措置の強化』により外国人の新規入国が停止されたため、出演を予定していたワシーリ・ぺトレンコ氏(指揮)とダニエル・ミラー・ショット氏(チェロ)は来日できなくなった。代わりにガエタノ・デスピノーサ氏(指揮)、佐藤晴馬氏(チェロ)が出演する。なお、プログラムは①チャイコフスキー『ロココの主題による変奏曲』、②ムソルグスキー(ラヴェル編)『展覧会の絵』に変更はない」としています デスピノーサがN響を振るのは今度で4回目らしいのですが、すでに日本に滞在しているということでしょうか
新日本フィルのホームページによると、「オミクロン株に係る政府の措置に伴い、12月の主催公演=シモーネ・ヤング指揮による『第九』(12月17日、18日、19日、20日)について 出演者の変更を予定している。決定次第ウェブサイト等でお知らせする」(12月1日現在)としています 出演者で唯一の外国人は指揮者のシモーネ・ヤングです。今年は指揮者が目玉だっただけに残念です
ということで、わが家に来てから今日で2518日目を迎え、ロシアのプーチン大統領は30日、2024年の次期大統領選について「憲法によれば、私には出馬する権利がある」と述べ、5選出馬の可能性を示唆した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
習近平にしても金正恩にしてもプーチンにしても 独裁主義者は政権の延命に躍起だ
昨日の夕食は娘のリクエストで、「生ハムとトマトのブラータチーズ炊き込みご飯」に初挑戦しました 材料はこれです
実は、1週間以上前から作ってほしいと言われ、写真とレシピをメール添付で送られていたのですが、どこに行っても「ブラータチーズ」が売っていないのです 昨日朝、池袋西武の「チーズ王国」で やっと手に入れました
店員によると、イタリアから直輸入されて入荷したばかりで、店頭に出すとすぐに売り切れてしまうとのことで、次の入荷は今月15日ということでした
どこに行っても売っていないわけです
材料は、お米(2合)、水(440ml)、白ワイン(大さじ2)、塩(小さじ1/2)、生ハム(70g)、トマト(中1個)、ブラータチーズ(1個)、オリーブオイル(小さじ2)、ブラックペッパー(少量)です 鍋で炊き上げる方法と炊飯器を使う方法がありますが、私は炊飯器を使うことにしました
①炊飯器に米、水、白ワイン、塩を加えて混ぜる。ちぎった生ハムを米の上にまんべんなく乗せ、トマトとブラータチーズをまるごと乗せてスイッチを入れる
②炊き上がったら5分間蒸らし、オリーブオイルとブラックペッパーを加えて混ぜる
③器に盛って完成 「生野菜とアボカドのサラダ」「卵スープ」と一緒にいただきましたが、ちょっぴり塩けが足りなかったので、アジシオを軽く振りました。とても美味しかったです
珍しい食材を使って初めて挑戦した料理でしたが、肝心の「ブラータチーズ」がなかなか手に入らないこと、手に入っても決して安くはない(1個2600円弱)ことから、そう頻繁には出来ない料理です。誕生日とかお祝いの日に作るのがいいかな、と思います
Netfrixでロブ・ライナー監督による2012年製作アメリカ映画「最高の人生のはじめ方」(108分)を観ました
有名小説家のモンテ・ワイルドホーン(モーガン・フリーマン)は、愛する妻に先立たれてから創作意欲を失い、アルコールに溺れる日々を送っていた 心配した甥のヘンリーに促されて避暑地で過ごすことになったモンテは、そこで魅力的なシングルマザーのシャーロット(バージニア・マドセン)と3人の娘たちに出会う
シャーロットたちと触れ合ううちに、モンテは優しい心や創作意欲を少しずつ取り戻していく
「いい映画」とはこういう作品を言うのだろうと思います ユーモアに溢れていながら時にペーソスを感じさせます
モンテ・ワイルドホーンを演じたモーガン・フリーマンが素晴らしい
「最高の人生の見つけ方」や「ショーシャンクの空に」でお馴染みの俳優ですが、味わい深い演技が光ります
どこかとぼけていながら口から出るセリフは作家らしいセンスに満ちた小説家を見事に演じています
さて音楽です モンテがシャーロットの家族から食事に招かれた時、何か弾いてほしいと言うモンテに シャーロットはある曲を静かに弾き出します
それを聴いたモンテが「こんな曲が弾けるなら窓を開けておくよ」と言うと、シャーロットは「優しい批評家ね」と返します
そして、モンテはお暇するときに「あんな愛に溢れた演奏でベートーヴェンを聴いたのは初めてだよ
」と言うと、シャーロットは「曲をご存じなの?」と問いかけます
するとモンテは「小説を執筆している時はあらゆる種類の音楽を聴きながら書いていたからね
」と答えます
そのときシャーロットが弾いていたのはベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 作品13 ”悲愴”」の第2楽章「アダージョ・カンタービレ」でした
この時二人は、お互いに愛を感じていることを意識したのではないか、と思います
ところで、「そんなものは不要だ」と言うのも聞かずに甥のヘンリーが、モンテの使いこなした古いタイプライターを部屋に置いていきます 二度と小説は書かないと筆を折ったモンテですが、シャーロットの末娘のためにタイプを打って「おはなし」を作ってあげるうちに新たな創作意欲が湧いてきます
それは末娘に読み聞かせをするシャーロットに向けた「おはなし」でもあったのです
そういう意味では、タイプライターはこの映画で重要なアイテムとなっています
タイプライターで思い出すのは、大学を卒業して新聞関係団体の国際部に配属された時のことです 国際部は英文タイプが打てないと仕事にならないというので、週に何度か仕事帰りに池袋の「英文タイプ教室」に通いました
当時はパソコンはおろかワープロもない時代で、やっとオフコン(オフィス・コンピューター)が導入されたばかりの頃でした。fffjjjと指使いを習いました
上司から「業務上必要な技術だから会社負担にしてあげよう」と言われましたが、「知識は自分の身銭を切らないと身につかない」という信念から自費負担で通いました
その後、オリベッティのタイプライターを購入し、自宅で練習したものです
今では懐かしい思い出ですが、その時に習得した技術は今こうしてブログを速く正確に打つ上で大いに役立っています
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