9日(月)。明日(火曜日)に新国立オペラ「魔笛」を聴くので昨日CDで予習をしました いつもはオットー・クレンペラー盤(1964年録音)で聴いているのですが、たまには別の指揮者で聴こうと思ってCD棚の「モーツアルト・コーナー」を漁っていたら、まだ未開封のCDがあることに気が付きました アルトゥーロ・トスカニーニ指揮ウィーン・フィル盤(1937年・ザルツブルク音楽祭のライブ録音)です 1999年発売とあるので、その頃購入して放ったらかしにしていたのだと思います あまりにも古い録音なので、知っている歌手は一人もいません
1937年録音ということで音の状態は良くないのですが、最新の電子技術によって雑音がある程度除去されているようで、歌の部分はクリアです 実際に聴いてみると、トスカニーニなので最初から高速テンポですっ飛ばしているのかと思っていたら、極めてゆったりしたテンポで開始されたので拍子抜けしました しかし、アレグロに移るとスピードアップして快速テンポで飛ばし、これぞトスカニーニという演奏が繰り広げられます 録音のせいだと思いますが、ティンパニの強打が際立っていて、まるで「ティンパニ協奏曲」です 面白いのは第1幕前半のパパゲーノの「鳥刺しの歌」です パパゲーノは歌の途中でオカリナを吹いて拍子を取るのですが、台詞を喋っている時にもオカリナの音が聴こえてくるのです これは別人がアドリブで吹いていると思われますが、なかなか面白い演出だと思いました
ということで、わが家に来てから今日で3618日目を迎え、トランプ次期米大統領の改革を進めるために設置を決めた新組織「政府効率化省」のトップに就く実業家イーロン・マスク氏は、年間5千億ドル(約75兆円)以上の歳出削減を検討すると主張している というニュースを見て感想を述べるモコタロです
トランプ新政権のアメリカ・ファースト方針が鮮明だな その裏で利権を貪るってか
「東京・春・音楽祭2025」の3公演のチケットを「Myセレクト3」先行販売で取りました
1枚目は3月16日(日)15時開演の「シューマンの室内楽」です プログラムはシューマン①幻想小曲集 作品88、②ヴァイオリン・ソナタ第1番、③幻想小曲集 作品73、④ピアノ五重奏曲 作品44です 演奏はヴァイオリン=白井圭、石原悠企、ヴィオラ=村上淳一郎、チェロ=上野通明、ピアノ=津田裕也です
2枚目は4月2日(水)15時開演の「室内楽シリーズVol.5 ~ 郷古廉 ✕ 加藤洋之」です プログラムは①ドビュッシー「チェロ・ソナタ」、②同「第1狂詩曲」、③同「ヴァイオリン・ソナタ」、④メシアン「世の終わりのための四重奏曲」です 演奏はヴァイオリン=郷古廉、チェロ=横坂源、クラリネット=金子平、ピアノ=加藤洋之です
3枚目は4月14日(月)19時開演の「名手たちによる室内楽の極」です。プログラムは①ドホナーニ「弦楽三重奏のためのセレナード」、②コダーイ「弦楽三重奏のための間奏曲」、③ドヴォルザーク「弦楽六重奏曲」です。演奏はヴァイオリン=長原幸太、ビルマン聡平、ヴィオラ=鈴木康浩、チェロ=上森祥平です
以上により、私が「東京・春・音楽祭2025」で聴くのは、①シューマンの室内楽(3月16日)、②ワーグナー「パルジファル」(3月27日)、③「室内楽シリーズVol.5 ~ 郷古廉 ✕ 加藤洋之」(4月2日)、④ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」(4月4日)、⑤プッチーニ「蝶々夫人」(4月10日)、⑥ムーティ指揮春祭オーケストラ(4月11日)、⑦「名手たちによる室内楽の極」(4月14日)、⑧J.シュトラウス「こうもり」(4月18日)の8公演となります
また、「新国立劇場オペラストゥディオ2025 春公演 ~ フィガロの結婚」(2月22日)のチケットを、クラブ・ジ・アトレ会員先行販売で取りました 22日・24日と23日のダブルキャストですが、スザンナを歌う野口真湖さんに期待して22日の初日公演を選びました 今から楽しみです
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