10日(火)。わが家に来てから今日で3619日目を迎え、トランプ次期米大統領は8日放送のNBCテレビのインタビューで、2021年1月の議会襲撃事件に関与し起訴された支持者らについて、来年1月の就任初日に恩赦を与える考えを示し、事件を調査した下院特別委員会の議員らに対して「刑務所に行くべきだ」と述べ、政敵への報復も示唆した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
犯罪者が大統領になると 犯罪者に恩赦を与えることができるって 流石は民主主義!
昨日、夕食に「ビーフカレー」「生野菜と生ハムとモッツアレラチーズのサラダ」を作りました ビーフカレーは今回ブロック肉を使いましたが、柔らかくて美味しかったです
私は「新交響楽団」の維持会員になっています 「新交響楽団」は1956年に創立されたアマチュアオーケストラです 音楽監督・故芥川也寸志の指導のもとに旧ソ連演奏旅行、ストラヴィンスキーの「バレエ三部作」一挙上演、10年に及ぶ日本の交響作品展(1976年にサントリー音楽賞を受賞)など意欲的な活動を行ってきた”老舗”のアマオケです
新響からは年4回のコンサートの前に「維持会ニュース」が送られてきます 最新号(No.179:11月25日発行)では、来年1月5日に開催する第268回演奏会の案内とともに、新響ファゴット奏者の藤原桃さんが「新響改革プロジェクト ~ これからの新響にご期待ください!」という文章を寄せています 現在、老舗アマチュアオーケストラが置かれている現状と課題、2025年シーズンのラインナップの紹介等が書かれています 6ページにわたる力作なのですべてをご紹介するわけにはいかないので、新響が置かれている現状と課題に絞ってご紹介します
新響が抱える問題点として①団員の高齢化、②新入団員の減少、③新響の認知度の低下・活動のルーティーン化が挙げられる
①団員の高齢化・・・現在、新響には20~70代の幅広い年齢層の団員が在籍しているが、ボリューム層は60代である このままだと、団員数が先細りになり、団の演奏水準の安定が損なわれる恐れがある 実際、都内のいわゆる「老舗アマオケ」でも、仲間内で集まると「世代交代がうまくいかず『オケじまい』を真剣に考え始めている」という話題が漏れ聞こえてくる
②新入団員の減少・・・2019年末に端を発する新型コロナウイルスの大流行により、長期間にわたり演奏活動が制限された それに伴って離脱した人が戻って来ず、コロナ禍以降の入団者数も伸び悩んでいる 2023年末の団員数は100人を割り込んだ
③新響の認知度の低下・活動のルーティーン化・・・日本全国のアマオケは1,000を超えると言われている 特に最近では特定の曲目を取り上げる、あるいは特定のメンバー/指揮者/ホールで実施するといった単発の目的を掲げた いわゆる「一発オケ」が急増している印象がある こうした「一発オケ」や、大学同期を中心に立ち上げたオケなどではメンバーのほとんどが、20~30代という団体も少なくなく、若い年代同士で結成されるオケが増加する一方で、新響には若い団員が入って来てくれない 新響は年4回演奏会を実施しているが、「好きな時に好きな曲を演奏したい」人にとっては拘束が強いと敬遠されるようだ
2025年の「芥川也寸志生誕100年」、2026年の「新響創立70周年」を迎えるにあたり、上記の問題点・様々な課題に対応するため「新響改革プロジェクト」を発足させ、今年から以下の3担当で活動を開始した
(A)広報プロジェクト = 新響を若い世代に知ってもらおう!
(B)人事プロジェクト = 新響のオーディションを受けてもらおう!
(C)中長期プロジェクト = 新響の活動を先々まで計画しよう!
このうち(A)と(B)については次回の「ニュース」で紹介するとして、今回は自分が担当した(C)中長期プロジェクトについて報告する、としています その上で、来年以降の演奏スケジュールと各公演の「発案 こぼれ話」について説明しています
第268回(1月5日・日)13時半からミューザ川崎:ワーグナー「ジークフリート」ハイライト(指揮=城谷正博、ブリュンヒルデ=池田香織ほか)
第269回(4月19日・土)18時からサントリーホール:芥川也寸志、シチェドリン、ショスタコーヴィチ(指揮=坂入健司郎、ピアノ=松田華音)
第270回(7月21日・月祝)14時から東京国際フォーラムC:芥川也寸志、伊福部昭、武満徹ほか(指揮=坂入健司郎)
第271回(10月13日・月祝)14時から東京芸術劇場:芥川也寸志、ベートーヴェン(指揮=寺岡清高)
第272回(1月12日・日)13時半から東京芸術劇場:マーラー「交響曲第3番」(指揮=矢崎彦太郎)
第273回(4月12日・日)14時から東京芸術劇場:企画中
具体的なプログラムの内容を見ると、毎回よく考え抜かれており、2025年の「芥川也寸志 生誕100年」、2026年の「新響創立70周年」に相応しい意欲的なプログラミングになっていると思います
なお、新響は池袋の東京芸術劇場で演奏会を開いていますが、来年1月から7月までは同劇場が改修工事のため閉館している関係で、他の会場で演奏することになったものと思われます
新響はアマオケなので、会社員、教員、学生、主婦など様々な職業、年齢にわたる団員で自主運営されているため、プロオケのような事務局員がいるわけではありません したがって「新響改革プロジェクト 」は団員自らが主役となって進めることになります ある意味、プロよりもやるべきことが多いのが現状だと思います 私は「維持会員」の一人にすぎず、新響の団員とは全く面識も繋がりもありませんが、新響にはプロオケにはない魅力があるので、今後とも応援したいと思います
参考までに、新響の「維持会員」は年会費10,000円です 会員になると新響演奏会の回数券(2年間有効の5枚綴り)が送られてきて、指定席券はS席が優先的に確保されます 申し込みは演奏会当日、ロビーの維持会受付に直接申し込むか、郵便振替口座に振り込むかのどちらかです 詳細は新響のホームページをご覧ください 新響はアマオケの中でも最もレヴェルの高いオケの一つです 是非、維持会に入会して コンサートを聴くことで応援しましょう
今日は新国立オペラ「魔笛」を聴くため新国立劇場「オペラパレス」に行きます
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