15日(金)。わが家に来てから今日で2652日目を迎え、14日付の朝鮮労働党機関紙は、平壌に建設された高級住宅街の竣工式の様子を伝えたが、北朝鮮の重要ニュースを読み上げてきた看板アナウンサーのイ・チュンヒさんが「国の功労者」として住居が与えれた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
要するに金正恩を無条件で褒め称える人物が優遇されるわけね これが独裁主義だ
昨日、夕食に「すき焼き」を作りました たまにはいいでしょう
昨日午後、新日本フィル「すみだクラシックへの扉 第6回演奏会」公開リハーサルを聴きました 15(金)、16(土)の本公演のプログラムは①ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」、②サン=サーンス「チェロ協奏曲第1番」、③ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」ですが、この日は「展覧会の絵」のリハーサルが公開されました
自由席なので1階11列12番、左ブロック右通路側を選びました リハーサルは14時からですが、開始前に楽員たちがそれぞれの練習に励んでいました
何気に聴いていたら、ホルンが「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」の有名なメロディーを吹いていました
この曲は今回の演奏会を含めて、近々新日本フィルで取り上げられる予定はないと思いますが、アルバイト先のリハーサルだろうか
オケは左奥にコントラバス、ヴァイオリンが左右に分かれる対抗配置をとります コンマスは崔文洙です
指揮者の久石譲氏は、1984年の映画「風の谷のナウシカ」以降、宮崎駿監督全作品の音楽を手がけている作曲家でもあります
久石氏がラフな服装とスニーカーで登場、さっそく「展覧会の絵」の演奏に入ります リハーサルは、演奏しては止め、演奏上の注意点を伝え、やり直し、次の進む、というペースで進められました
面白かったのは第4曲「ヴィドロ(牛車)」です。この曲は冒頭から重低音のチューバが大活躍しますが、しばらく演奏したあと、久石氏は演奏を止め、会場の方に振り返って、「チューバの音が大き過ぎませんか?」と尋ねます
リハーサルの場合、副指揮者とか指揮研究生とかが会場にいて、指揮者の質問に答えることがあるので、どこかにいるのかと思いましたが、そうでもないようでした
私を含めて 聴衆はまさか自分が訊かれているとは思わないので誰も答えません
そのうち、会場後方の誰かが両手で大きな〇を作ったようで、それを見た久石氏が「それって大きくないってこと? 大きいってこと?」と尋ね、どうやら大きすぎたことが判明したようです
こういうやり取りを見ると、指揮者は全体のバランスを考えながら曲を仕上げていくことが良く分かります
こういうところはリハーサルならではの風景です
途中15分程度休憩があったのでロビーに出て、パトロネージュ部の登原さんと立ち話をしていたら、年配のご婦人から「ちょっとすいません」と声をかけられました どうやら私を新日本フィルのスタッフと勘違いされたようです
登原さんが「〇〇さん、こちらはスタッフではなくお客さまです」と言ってくれて誤解が解けました
私はコンサートの時はいつも 黒のジャケットを着ているので紛らわしいのかもしれません
もっとも、下はジーンズですが
リハーサルは休憩後も前半と同じやり方で進みました。その後 アンコール曲のリハーサルがありました 何の曲か教えろって? 私にそんな無粋なことが出来るわけないでしょうが
ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」です
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