12日(木)。わが家に来てから今日で3194日目を迎え、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の古参信者らが呼びかけ人となり、解散命令請求をしないよう求める信者の嘆願書5万3499人分を文化庁に送付したことが11日、分かった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
嘆願書の署名者以上の犠牲者がいるんじゃね? 税金払って宗教活動すれば良い話だ
昨日、夕食に「舌平目のムニエル」と 「牛汁」を作り、イワシの刺身と一緒にいただきました 「牛汁」は牛肉が余っていたので「豚汁」の代わりに代用肉として使いました
昨日、TOHOシネマズ・シャンテでレイン・レトマー監督による2022年製作香港・アメリカ合作映画「ラ・ボエーム ニューヨーク 愛の歌」(96分)を観ました 本作は、オペラカンパニー「モアザンミュージカル」を立ち上げた長谷川留美子さんが製作した作品です
長谷川さんが「モアザンミュージカル」を設立した経緯や活動については10月7日付toraブログに書いていますので、興味のある方はご覧ください
本作はプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を下敷きに、舞台を1830年代のパリから、新型コロナ・パンデミック下にあるニューヨークに置き換え、若き芸術家たちの生活を描いています
パンデミックでニューヨークの街は閑散としている そんな中、突然停電が起き、詩人ロドルフォが残る屋根裏部屋は真っ暗になる。そこへロウソクの灯を借りにやってきたミミと出会ったロドルフォは、彼女に一目で恋に落ちてしまう
同じころ、店で仲間と新年パーティーをしていた画家マルチェッロは偶然やってきた元恋人ムゼッタと再会する
最初は戸惑いつつも、2人の間にはかつての強い愛が蘇る
2か月後、恋に落ちたはずのロドルフォとミミの関係は大きく変化していた
ミミは重い病気に侵されており、ロドルフォはそんな彼女のもとを立ち去っていた
ミミはロドルフォに戻ってほしいと思うが、ロドルフォは経済力がなくミミを支える自信を失っていた
同じころ、マルチェッロとムゼッタも別れの時期を迎えていた
そしてそれぞれの道を歩んでいくことになるが、ある日ミミが倒れて屋根裏部屋に運ばれてくる
「ラ・ボエーム」は全3幕から成るオペラですが、上演時間にして約110分程度(休憩時間を除く)です この映画は全編で96分なので、14分程度しか違いません
したがって、ほとんどのアリアが網羅されていると言っても良いと思います
全体を観た印象では第2幕「カフェ・モミュス」のシーンのカットが多いように思いました
カメラは室内から屋外まで、彼らの行動を追いますが、パンデミック下という設定のため、歌手陣は場面に応じてマスクをしたり外したりします
ロドルフォとミミがカフェ・モミュスに行くシーンでは、バイクに2人乗りして行きます
ニューヨークのカフェ・モミュスは随分遠いところにあるんだなあ、と思いました
出演は、ミミ=ビジョー・チャン、ロドルフォ=シャン・ズウェン、ムゼッタ=ラリサ・マルティネス、マルチェッロ=ルイス・アレハンドロ・オロスコ、コッリーネ=井上秀則、ショナール=マルケル・リード、パルピニョール=アンソニー・ロス・コスタンツォ、アルチンドロ=イ・ヤンです 名前からもある程度想像できるように、アジア系を中心にマイノリティー歌手をメインに登用しています
歌手陣は総じて歌唱力があります
伴奏は経費節減のためでしょうか、ピアノ1台です
それでも歌の内容は十分伝わってきます
本作は、オペラを普段から観慣れている人にとっては若干違和感を感じる(イメージが違う)かもしれません 例えば男性陣全員が髭面だったり、ミミのロウソクに灯を点けるのにライターを使ったり・・
しかし、「ミュージカル」として観る人にとって、あるいはこれからオペラを観るキッカケにしようとしている人にとっては十分楽しめる内容に仕上がっていると思います
本作は、普段オペラを観る機会のない人にこそ鑑賞してほしいと思います 製作者・長谷川留美子さんの意図はそこにあります
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