人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

下野竜也 ✕ レイ・チェン ✕ 千葉県少年少女オーケストラの東京公演チケットを取る(メンコン、英雄交響曲) / 西條奈加著「金春屋ゴメス」を読む

2024年10月16日 00時01分03秒 | 日記

16日(水)。昨日、キッチン天井蛍光灯をLED照明に変えました 30年近く使用している蛍光灯なので事前に業者に来てもらい調べてもらったら、LED蛍光灯を設置するには若干の配線工事が必要とのことでした   見積もりを取ったうえで、昨日午前に来てもらい配線工事とLED蛍光灯の設置をしてもらいました 保証期間は2年です。後日請求書が来て支払うことになりますが、単管・工事費込みで11,000円です。これを高いとみるか安いとみるか微妙ですが、今後30年以上使用すると思えば高いとは思いません

工事と設置は20分程度だったので、その間にWEB上で東京都交響楽団の定期演奏会の次シーズンへの継続手続きを済ませました

ということで、わが家に来てから今日で3564日目を迎え、ロシアのプーチン大統領は14日、北朝鮮と安全保障協力の拡大などを定める「包括的戦略パートナーシップ条約」を批准する法案を露下院に提出した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

     

     すでに ロシアからウクライナに派遣された北朝鮮兵士が 戦死しているじゃないか

         

昨日は娘が外食だったので、一人分の夕食を作りました 「鮭のバター焼き」「鮪の山掛け」「生野菜とアボカドとチーズのサラダ」「シメジの味噌汁」です ヘルシーメニューで美味しかったです

     

         

来年3月31日(月)14時からサントリーホールで開かれる「千葉県少年少女オーケストラ」東京公演のチケットを取りました プログラムは①ニコライ:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲、②メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」、③ベートーヴェン「交響曲第3番"英雄”」です 演奏は②のヴァイオリン独奏=レイ・チェン、指揮=下野竜也です

なぜ本公演のチケットを取ろうと思ったかと言えば、朝日新聞編集委員の吉田純子さんが連載コラムで「千葉県少年少女オーケストラ」の音楽監督・佐治薫子さんの活動を紹介していたからです 

「千葉県少年少女オーケストラ」は都道府県レヴェルでは全国初の少年少女によるオーケストラとして、佐治薫子氏により1996年に結成され、「よい音で、よい演奏を」をモットーに土曜・日曜を利用して千葉県文化会館で練習に励んでいるとのことです 今年3月には引退を表明している井上道義を指揮者に迎え第28回定期演奏会を開いたそうです 佐治さんは相当凄い人らしいです

     

         

西條奈加著「金春屋ゴメス」(新潮文庫)を読み終わりました 西條奈加は1964年北海道生まれ。都内英語専門学校卒。2005年「金春屋ゴメス」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞 12年「涅槃の雪」で中山義秀文学賞、15年「まるまるの毬」で吉川英治文学新人賞、2021年「心淋し川」で直木賞受賞 「善人長屋」「せき越えぬ」など著書多数

近未来の日本に鎖国状態の独立国家「江戸国」が出現した 大学2年生の辰次郎は競争率300倍の難関を潜り抜け入国を許可された 同時期に入国を許可されたのは元外資系金融会社勤務の時代劇オタク松吉と、28か国を渡り歩いた海外旅行マニアの奈美の2人だった 彼らの身元引受人は身の丈6尺6寸、目方46貫の巨漢で、怪異な風貌、極悪非道、厚顔無恥、冷酷無比で誉れの高い「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守だった 昔、江戸国で流行病に罹り ただ一人助かったという辰二郎は、ゴメスから、幼児時代の記憶をたどり致死率100%の流行病「鬼赤痢」の正体を突き止めるよう命じられる 果たして辰二郎は「鬼赤痢」の正体を明かすヒントを掴むことができるのか? ゴメスこと長崎奉行馬込播磨守は「鬼赤痢」の流行を止めることが出来るのか

     

【以下ネタバレ注意】

まず、「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守のキャラが凄い 気に入らないと暴力を振るい、物を破壊する しかし、実は女性だったというのにはのけ反りました しかも身分は旗本で、小石川療養所で医者をしていたというから驚きの経歴の持ち主です

日本の中に「江戸国」という独立国家を誕生させるという発想がユニークです 江戸国は「最低滞在期間の6か月を過ぎれば、原則として江戸から日本へ戻るのは自由だが、一度戻ると再入国はできない そして、江戸と日本の出入国人数は、抽選によりほぼ同数になるよう調整されている 江戸生まれの者は、出国後5年以内は帰国とみなされて、抽選が免除される 江戸国に入るには洋服から着物に着替えなければならない 日本の通貨は一切使えない 電気が通っていないので電気製品は使えない」という徹底的に不便な国です したがって、現代から江戸時代にワープしたのと同じと言えば同じです しかし、江戸国に入国しても戸籍上は日本国籍のままという不思議なシステムです こうした中で、金春屋ゴメスや辰次郎による「鬼赤痢」の謎解きが進められていきます

奇想天外なストーリーですが、著者の語り口が巧いので、ページをめくる手が止まりませんでした。広くお薦めします


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