14日(火)。昨日、9月2日(火)19時からサントリーホールで開かれる「Stria Ⅳ 服部百音 デビュー15周年演奏会」のチケットを取りました プログラムは①プロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調」、②ストラヴィンスキー「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調」、③ブラームス「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調」です 演奏はヴァイオリン独奏=服部百音、管弦楽=NHK交響楽団、指揮=広上淳一です
ヴァイオリン協奏曲3曲を一夜で演奏するのは、今では珍しくなくなっていますが、プロコフィエフ、ストラヴィンスキー、ブラームスの難曲3作品を一夜の公演で演奏するのは相当の実力と自信がなければできません これはもう聴くしかありません
ということで、わが家に来てから今日で3654日目を迎え、韓国の情報機関、国家情報院は13日、ロシア軍を支援するため露西部に派兵され、ウクライナ軍と交戦している北朝鮮兵の死者が300人余り、負傷者が2700人余りに上ったと国会の会合で報告したが、詳しい内訳が判明するのは初めてのことである というニュースを見て感想を述べるモコタロです
ウクライナの捕虜になる前に自決した北朝鮮兵もいるという 金将軍様万歳と叫んで
12日付の朝日新聞朝刊のコラム「日曜に想う」に、同社編集委員・吉田純子さんの「失われゆく故郷『僕は諦めない』」という見出しのエッセイが載りました
見出しの意味は、「昨年11月に開かれたオーケストラ・サンサンブル金沢の公演で、ショスタコ―ヴィチ『交響曲第14番”死者の歌”』でバスを歌ったロシア人歌手が、指揮者・井上道義に『ロシアでは本物のショスタコーヴィチが聴けなくなった。あなたのショスタコーヴィチを私の故郷で聴かせてほしい』と懇願したが、井上は『ごめんなさい、僕、引退するので』と断った しかし、その歌手は『僕は諦めないよ』と言った」というものです
現在のプーチン・ロシア政権下では政治・経済だけでなく、文化面でも国家の統制下にあり、かつてショスタコーヴィチが活躍していた独裁者スターリン時代と同じような閉塞状況にあるのだと想像できます 誰もこういう国で生きたいとは思わないですよね
吉田さんは本文の中でヴァイオリニスト、コパチンスカヤも取り上げています
「パトリック・コパチンスカヤの故郷モルドバは旧ソ連の構成国で、長い間、ロシアからの圧力にさらされてきた 彼女は『私は故郷を失いました。永遠に』『人間が歴史から何も学んでこなかったことに、怒りと悲しみを覚えます でも、私はいつだって故郷の断片を、様々な芸術の中に見出すことができます 世界を漂いながら、いろんな場所で故郷を感じています。日本の人々の繊細な感性にも私は故郷を見出しています』と語る」
独裁者プーチンが率いるロシアは、国内だけでなく、ロシア周辺の国々のアーティストにも大きな影響を及ぼし、祖国を奪い、自由な芸術活動を阻害していることが想像できます
1日も早く、野蛮なプーチン政権が崩壊し、ウクライナから手を引き、同国の復興に責任をもって対処し、ロシア国民の言論・芸術表現の自由が保障される社会が到来することを祈るばかりです
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