16日(木)。昨日の朝日朝刊の「特派員メモ」にドイツのメルケル首相の話が書かれていました 要約すると、
「メルケル首相は例年どおり、今年の夏休みも『バイロイト音楽祭』を観劇した 普段はパンツスーツ姿だが、この日は深い青緑色のドレスを着用していた.地元メディアは、4年前の音楽祭で着ていたのと同じドレスだと気がついた
経済危機が続くヨーロッパだが、このドレスが話題を呼び『他国に緊縮政策を求めるメルケル首相は4年前と同じドレスを着ることで、身をもって節約を示したのではないか』という憶測が飛んでいる
男性なら何も言われないが、女性政治家は大変だ.でも、注目されることは分かっていたはず。着回しの衣装に世界へのメッセージを込めていたとすれば、なかなかの役者だ」
メルケル首相が、毎年バイロイト詣でをするほどのワグネリアンだったとは知りませんでした ギリシャ、スペイン、次はイタリアか・・・・と次々と経済破綻が報じられるEC諸国ですが、メルケルさんとしては、これ以上「助けてくれ」と言われても『ラインの黄金』は降って湧いてきませんよ、と苦言を呈したいところではないでしょうか 債務国にとっては「ドイツもコイツも頼りにならん」と言いたいところでしょうが、”苦しい時の紙頼み”と言ってユーロ紙幣を乱発しても『紙々の黄昏』になるだけでしょう.ユーロ圏の行方がユーリョされます
閑話休題
昨日出勤すると、フィラデルフィアから絵葉書の暑中見舞いが届いていました 当ブログの愛読者Nさんからの便りで、先週イタリアに行きローマの郊外まで足を延ばしたとのことです。葉書の写真はリストの曲で有名な「エステ荘の噴水」とのことです。涼しげなので、写真立てに入れて会社の卓上に飾ることにしました
も一度、閑話休題
ついに萩原麻未がグリーグのピアノ協奏曲を弾きます 11月9日(金)午後7時から東京オペラシティコンサートホールで、バックを務めるのはリュウ・シャオチャ指揮フィルハーモニア台湾です
プログラムは①チャイコフスキー「幻想序曲:ロミオとジュリエット」,②グリーグ「ピアノ協奏曲イ短調」,③ドヴォルザーク「交響曲第9番ホ短調”新世界より”」の3曲です
フィルハーモニア台湾は1986年創設の若いオーケストラですが,マゼール,バルシャイ,ホグウッドらが指揮台に立ったとのこと.指揮者のリュウ・シャオチャはウィーン国立音楽大学等で学び,ブザンソン,コンドラシン等の国際指揮者コンクールで優勝,ハノーファー州立歌劇場音楽監督などを歴任して2010年からフィルハーモニア台湾の音楽監督を務めています
「萩原麻未のコンサートはすべて聴く」という方針のもと、さっそくチケットを押えました 前方の中央席はすでに売り切れで、彼女の指使いを見たいので8列左端を取りました。今から楽しみです
あそこは、初夏か初秋の黄昏時に訪れることをお勧めします。
オーケストラの女性メンバーも観客から
あの人、いつも同じ服
と言われるので、舞台ギリギリ観客側のポジションはいや
とだと聞いたことがあります。