レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

「華」になる女性たちと爺の願い

2016-01-24 05:00:00 | 日記
「Forever Young」を年頭の誓いとして出発した2016年の歩みですが、一月半ばにしてすでにこの「Forever Young」を呪文のように、いや牧師の身としては祈りのように口にしないと老け込んでしまいそうな戦い?を強いられています。

といっても病気を患っているとか、老人交友会から勧誘のハガキが来ているとか、そういうことではありません。

実に嬉しいことであり、祝福すべきことであるのですが、その半面で時が過ぎていってるとか、時代が変化しているとかを感じざるを得ないことが周りで起きているのです。

それは何かというと、周りの若い世代の人たちがじゃんじゃん出世してきているのです!

親しくしているアイスランド在住の邦人だけに限っても、わずかこの半月の間に「躍進はかばかしい」という形容をしていいことがふたつありました。

その一は、こちらにいる姪に関してです。姪はこちらの美大の服飾デザイン科を卒業して、服飾関係のメーカーに勤務しているのですが、日本で今はやりの「世界、こんなところに日本人」的なテレビ番組に出ることになりました。

多分言ってはいけないことなので、曖昧にしておきますが某西日本のテレビ局で、一月になってロケ班がやってきて、丸一週間自宅といい、職場といい張り付いて収録したようです。

姪は以前、某国営放送のBS2の「地球アゴラ」にも出演していますし、昨夏はその料理の才を見込まれてこちらのテレビの料理ショーにも呼ばれています。

ルックスもいいし、背も高いので「このまま行ったら、森英恵とNigella Lawson(英国の人気料理ショーのホステス)を足して割ったような華になるかも」と本気で考え始めました。

姪の料理探求熱に関してはこちらも


その二。姪の仲良しでもある大丸智子さん。大丸さんが昨夏に初めての著書、アイスランド観光ガイドを出版したことは、このブログでもお伝えいたしました。

こちらです。


ちなみに大丸さんもスタイルの良い美人です。まあ、いいか、それは。
で、本のタイトルは正確には「大自然とカラフルな街 アイスランドへ」(イカロス出版)というのですが、個人的には「ダイマルボン」と呼んでいます。ちなみになぜかこの出版社、ウルトラセブンを思い出させます。まあ、いいか、それも。(^-^;

個人的には、この本はガイドブックなどという無機的な情報本ではなくて、大丸さんでなければ書けない「ライフスタイルブック」だと思っています。

実際に、こちらにいらっしゃる日本人のツーリストや、既にいらっしゃった方から何度も「大丸本に感謝しています」というようなメッセージを -なぜか私まで- 受け取りました。




「代官山」「蔦屋」の大丸本


そういうアイスランド関心派の善良な人々の後押しで、大丸さんは昨年のクリスマスには、東京は渋谷のCaseGalleryで「エモーショナルランド 北欧の島国アイスランドへの旅」というおしゃれなプロモーションのイベントを開いたとのこと。

アイスランドのDJ、スライドショー、ソフトドリンク付きとかで「いかにも〜」という感じなのですが、大丸さんならよく似合うでしょう。たいしたものです、Shibuyaですからね。

そしてさらに、本人の弁。

「編集者さんから嬉しいお知らせが : 8月に出版させていただいたアイスランド本が「代官山蔦屋書店・旅行書ランキング2015」の、「コンシェルジュおすすめの旅本<ヨーロッパ編BEST10>」の3位にランクインしていたそうです。増刷も決まり、嬉しいことに韓国でも翻訳出版が決まりました。これも手にとっていただいた皆様のおかげです!本当にありがとうございます」

「代官山」の「TSUTAYA」ですよ! これはすごい。ホントにすごい。「このまま行ったら、幸田シャーミンと川上弘美を足して割ったような華になるかも」と期待し始めています。

というわけで、時代というものは動いていくわけです。回転式展望レストランのようなもので、自分は同じところにいるつもりでも廻っていきます。

で、それはそれでいいのです。若い世代の友人たちがさらに道を広げ進んでいるのを見ることができるのは幸いです。

ただ、お願いしたいのは「お金持ちになったら、ワタシを思い出しておくれ〜!! 爺にお恵みを〜!!」ということです。

どうもワタシの「Foever Young」は既に破綻したようです... (^-^;


応援します、若い力。Meet Iceland


藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is


コメント
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