こんにちは/こんばんは。
お元気ですか?前回の更新から二週間以上経ってしまいました。ちょっと繁忙期?に入っていまして、この間(かん)休みをとれたのは8日の土曜日だけ。この日はこちらに在住の邦人の皆さんの新年会があったため、無理に休みにしたのでした。
幸いなことに、ここのところ天候が安定しており、気温も暖かくなっています。雪もなし。マイナス気温にはほとんどならず、時折6-7度にもなることがあります。「今季最長の寒波」真っ最中の日本の皆様には申し訳ないのですが「春〜!」感が出てきて、私も毎日半袖を着るようになっています。
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ホクホク感アップ用ピック
Myndin er eftir Yves_alarie@unsplash_com
さて、今日は「私が出会う人」ということについて考えてみたいと思います。最近、ブログを通じて何人かの新しい人と知り合いになりました。その方たちとは直接にお目にかかれているわけではないのですが、SNSやメイルを通じてやり取りをさせていただいています。
例えば、三月に「ジェンダー問題」のリサーチのためにアイスランドへの小旅行を計画している高校生の方のアポ取りのお手伝いや、都内でキャンドル作りをされている方のアイスランド語での「屋号」探しをお手伝いさせていただいたりしています。
私のブログはマイナーなものですので、数は非常に限られたものなのですが、ブログをきっかけとして連絡をしてくださる方というのは以前よりあります。幾人かの方とは実際にお目にかかったこともあります。
新婚旅行の方、写真家の方、学生さん、お仕事の方。実際にはお目にかかれないSNSのお付き合いの方々も含めて、総じてこうした出会いは楽しいものが多く、感謝しています。まあ、中には人を利用する目的が見え見えの不愉快なものもありますが、そういうのは稀なケースですね、幸いにも。
「袖振り合うも他生の縁」と言いますが、このように新しい方々と知り合えると得をしたような気になりますし、人生が豊かになったような気さえします。ちなみにワタシはこれまで「他生の縁」を「多少の縁」と思い込んでいました。
「他生」とは前世のことらしく「袖が振り合うような些細な出会いも、偶然ではなく『宿縁』なのだ」ということだそうな。勘違いしてました。恥。(^-^;
そこでチラッと考えました。人とはいったい一生の間にどれくらいの人と知り合いになれるのだろうか?と。
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本文とは無関係 アヒルをパンでからかう最近の娯楽
Pic by Me
もちろん、これは個人差がありでしょう。メッシや大谷さ〜んのような世界が違うような方々は別としても、学校の先生や八百屋さん、営業担当の皆さんのように基本的に新しい人たちと知り合う機会が多い環境の人もあれば、深い山の中で林業に携わる人のように真逆の環境にある人もあると思います。
「平均」を取るのが難しいのですが、別に正確なシミュレーションをする必要もありません。仮に、ある人が四歳児になってから八十五歳になるまで、毎日3人の新しい知り合いを得ることとしましょう。多分、実際よりは多めの設定です。
これは「知り合う」だけのことで、仲が良い悪いは無関係とします。またただ「知られている」は勘定せずに「お互いに名乗りあった関係」とします。
そうしますと、この人は一年間で3人x365日で1095人の知り合いを得ることとなります。これを82年間繰り返すと1095人x82年で89790人の人々とお知り合いになることになります。まあ、おまけで9万人としましょう。
これって多いのか少ないのか?凡人にとって「基準」となるものがはっきりしないので難しいのですが、例えば年賀状(というものを持ち出すと、また高齢者だなあ)を9万枚書く人はいないと思いますし、「知り合いの名前を挙げて」と言われて9万人の顔を思い浮かべる人もないでしょう。
とすると、それなりの数なんだろうと考えて良いと思います。
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清涼感アップ用のピック
Myndin er eftir Andre_filipe@unsplash_com
ところがです。その「それなりの数」っていったい日本全国や世界の中ではどれくらいの「分量」なのかいな?という観点から見てみると...
まず日本。2024年の全国の総人口は1億2488万5175人だそうです。9万人を1億2489万人(5177人を繰上げ)で割ると、0,00072%に相当します。1%の千分の一以下。
続いて世界。昨年の世界の総人口は大体82億人ということです。ですから9万人を82億人で割って見ると、0,00001%という数が出てきます。1%の十万分の一。
ですから、私たちが一生の間で9万人の人と知り合いになっていたとしても、それは日本の人口の1%の千分の一以下、世界の人口の1%の十万分の一程度となるわけです。
まあ、これを知り合える人の数が大したものではないと取るか、世間様にはかくも大勢の人がいるのかと受け取るかも人によるのではないかと思います。ですが、9万人の知り合いというものが、日本や世界の中で暮らす人々のほんの一握りにも達しないくらいのものであることは確かでしょう。
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本文とは無関係 最近ハマってるチャーハン作り
Pic by Me
ということはですねえ、世界人口の多さという側から見るならば、私たちの周囲にいる知り合いの方々、あるいはSNS等でお付き合いしてる方々というのは、「知り合ったことの方が普通じゃない」くらいの圧倒的少数者であることになります。
「私のために超・選ばれし者」ともいえますし、ひとりひとりが「運命的な出合い」の「宿縁」を携えているともいえるでしょう。う〜ん、「袖振り合うも他生の縁」とはなかなか奥が深い文言だったんだ...
いやあ、そう考えると周囲の知り合いの皆様、並びにオンラインでやり取りをさせていただいている皆様に対しての態度を改めないといけないですね。皆様、おひとりおひとりは私にとっての「特別な」皆様です、という態度を学ばないと...
六十六歳になっても、新たに気が付かされることというのはあるものですね。というか、この歳になるまで気が付かないっていうのが情けないのか?
というわけで、ブログの縁で連絡してくださる皆様。あなた方ももちろん「特別な」方々です。コメントしてみるか?FB申請してみよっか?と迷われている方が「もし」ありましたら、ぜひぜひそうなさってください。1%の十万分の一の特別な関係を大切にしましょう。(*FBの場合は「ブログつながりです」と添えてくださいね。 (*^^*))
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
Facebook: Toma Toshiki
お元気ですか?前回の更新から二週間以上経ってしまいました。ちょっと繁忙期?に入っていまして、この間(かん)休みをとれたのは8日の土曜日だけ。この日はこちらに在住の邦人の皆さんの新年会があったため、無理に休みにしたのでした。
幸いなことに、ここのところ天候が安定しており、気温も暖かくなっています。雪もなし。マイナス気温にはほとんどならず、時折6-7度にもなることがあります。「今季最長の寒波」真っ最中の日本の皆様には申し訳ないのですが「春〜!」感が出てきて、私も毎日半袖を着るようになっています。
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ホクホク感アップ用ピック
Myndin er eftir Yves_alarie@unsplash_com
さて、今日は「私が出会う人」ということについて考えてみたいと思います。最近、ブログを通じて何人かの新しい人と知り合いになりました。その方たちとは直接にお目にかかれているわけではないのですが、SNSやメイルを通じてやり取りをさせていただいています。
例えば、三月に「ジェンダー問題」のリサーチのためにアイスランドへの小旅行を計画している高校生の方のアポ取りのお手伝いや、都内でキャンドル作りをされている方のアイスランド語での「屋号」探しをお手伝いさせていただいたりしています。
私のブログはマイナーなものですので、数は非常に限られたものなのですが、ブログをきっかけとして連絡をしてくださる方というのは以前よりあります。幾人かの方とは実際にお目にかかったこともあります。
新婚旅行の方、写真家の方、学生さん、お仕事の方。実際にはお目にかかれないSNSのお付き合いの方々も含めて、総じてこうした出会いは楽しいものが多く、感謝しています。まあ、中には人を利用する目的が見え見えの不愉快なものもありますが、そういうのは稀なケースですね、幸いにも。
「袖振り合うも他生の縁」と言いますが、このように新しい方々と知り合えると得をしたような気になりますし、人生が豊かになったような気さえします。ちなみにワタシはこれまで「他生の縁」を「多少の縁」と思い込んでいました。
「他生」とは前世のことらしく「袖が振り合うような些細な出会いも、偶然ではなく『宿縁』なのだ」ということだそうな。勘違いしてました。恥。(^-^;
そこでチラッと考えました。人とはいったい一生の間にどれくらいの人と知り合いになれるのだろうか?と。
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本文とは無関係 アヒルをパンでからかう最近の娯楽
Pic by Me
もちろん、これは個人差がありでしょう。メッシや大谷さ〜んのような世界が違うような方々は別としても、学校の先生や八百屋さん、営業担当の皆さんのように基本的に新しい人たちと知り合う機会が多い環境の人もあれば、深い山の中で林業に携わる人のように真逆の環境にある人もあると思います。
「平均」を取るのが難しいのですが、別に正確なシミュレーションをする必要もありません。仮に、ある人が四歳児になってから八十五歳になるまで、毎日3人の新しい知り合いを得ることとしましょう。多分、実際よりは多めの設定です。
これは「知り合う」だけのことで、仲が良い悪いは無関係とします。またただ「知られている」は勘定せずに「お互いに名乗りあった関係」とします。
そうしますと、この人は一年間で3人x365日で1095人の知り合いを得ることとなります。これを82年間繰り返すと1095人x82年で89790人の人々とお知り合いになることになります。まあ、おまけで9万人としましょう。
これって多いのか少ないのか?凡人にとって「基準」となるものがはっきりしないので難しいのですが、例えば年賀状(というものを持ち出すと、また高齢者だなあ)を9万枚書く人はいないと思いますし、「知り合いの名前を挙げて」と言われて9万人の顔を思い浮かべる人もないでしょう。
とすると、それなりの数なんだろうと考えて良いと思います。
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清涼感アップ用のピック
Myndin er eftir Andre_filipe@unsplash_com
ところがです。その「それなりの数」っていったい日本全国や世界の中ではどれくらいの「分量」なのかいな?という観点から見てみると...
まず日本。2024年の全国の総人口は1億2488万5175人だそうです。9万人を1億2489万人(5177人を繰上げ)で割ると、0,00072%に相当します。1%の千分の一以下。
続いて世界。昨年の世界の総人口は大体82億人ということです。ですから9万人を82億人で割って見ると、0,00001%という数が出てきます。1%の十万分の一。
ですから、私たちが一生の間で9万人の人と知り合いになっていたとしても、それは日本の人口の1%の千分の一以下、世界の人口の1%の十万分の一程度となるわけです。
まあ、これを知り合える人の数が大したものではないと取るか、世間様にはかくも大勢の人がいるのかと受け取るかも人によるのではないかと思います。ですが、9万人の知り合いというものが、日本や世界の中で暮らす人々のほんの一握りにも達しないくらいのものであることは確かでしょう。
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本文とは無関係 最近ハマってるチャーハン作り
Pic by Me
ということはですねえ、世界人口の多さという側から見るならば、私たちの周囲にいる知り合いの方々、あるいはSNS等でお付き合いしてる方々というのは、「知り合ったことの方が普通じゃない」くらいの圧倒的少数者であることになります。
「私のために超・選ばれし者」ともいえますし、ひとりひとりが「運命的な出合い」の「宿縁」を携えているともいえるでしょう。う〜ん、「袖振り合うも他生の縁」とはなかなか奥が深い文言だったんだ...
いやあ、そう考えると周囲の知り合いの皆様、並びにオンラインでやり取りをさせていただいている皆様に対しての態度を改めないといけないですね。皆様、おひとりおひとりは私にとっての「特別な」皆様です、という態度を学ばないと...
六十六歳になっても、新たに気が付かされることというのはあるものですね。というか、この歳になるまで気が付かないっていうのが情けないのか?
というわけで、ブログの縁で連絡してくださる皆様。あなた方ももちろん「特別な」方々です。コメントしてみるか?FB申請してみよっか?と迷われている方が「もし」ありましたら、ぜひぜひそうなさってください。1%の十万分の一の特別な関係を大切にしましょう。(*FBの場合は「ブログつながりです」と添えてくださいね。 (*^^*))
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
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