☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

感動の天体ショー!!

2024-04-08 | 地域イベント
今日は皆既日食が午後に見られるということで、だいぶ前から話題になっていた1日でした。

パブリックスクールもさまざまな意見を考慮して、急遽自宅学習となりました。でも近所の学校を見た感じ、先生達は通勤していたような雰囲気です。

私が住んでいる地域はカバー率99%。ここよりも少し南へいくとカバー率100%。名の知られた場所としてはナイアガラ地域がその範囲に辺り、その周辺の混雑が予想されていました

そして、お昼過ぎまで天気は曇り

我が家は、子供達も学校が休みで、私も代行の仕事を入れなかった日であり、ダディも前後で勤務時間を調整して、さすがにナイアガラまでは行きませんでしたが、家族4人で混雑をそれほどしないかなと思われる場所で、カバー率100%の地域へ車で1時間程ドライブしてきました

長男の希望もあり、せっかくなら自然の生き物達の様子も興味があるからと、釣りに行ったことがある公園に出掛けて行きました

混雑は避けて、でも少し南へ。。と、同じような事を考える地元の人達も多くカントリーロードは一部渋滞。1本道で、止まれの標識での譲り合いの場所がこんな感じ。
でもこういうポイントを過ぎてしまえば、渋滞もない。

お!晴れ間がさしてきたよ〜!

そして、晴れました!

日食観察の必須アイテム
これも、調べると色々と性能が疑われる物も流通しており、大手通販会社の物は信用度が低かった為、NASAのウェブサイトで推奨していた物を購入しました。

本当に太陽しか見えない。

このメガネをかけていても、3分以上は続けて見ないようにとのこと。
学校が休みになった理由の1つは、注意を守れない、理解できない子もいる集団の中で、もしも太陽を直視し、失明してしまったらの責任問題も関係あるのだろうなと、私は思いました。

ちなみに、今日はデイケアを休みにしている曜日だった為、私も見ることができましたが、地域の通達から預かっている子を日食中は絶対に外に出してはならず、部屋のブラインドも全部閉めるようにのことでした。 失明リスクを避けての対応だと理解はしましたが、その場合、私も見てはいけない。。ということなのだな。。。と残念に感じました。
実際、そういう状況にあった方達も多くいたのだと思います。

さて、公園に着く頃には、天気は快晴。
道中でも少しずつ欠けていく様子が見えました

2時45分を過ぎた頃から、少しずつ体感に変化がありました

空は快晴で晴れていて、メガネを着用しなければ、いつも通りの太陽が出ている感覚なのに、眩しさが軽減され、サングラスをかけているような、景色がフィルターを通して見ているような色に変化していきました

その変化が少しずつ大きくなり、なんとも不思議な感覚


そして、空に星が見えたかと思ったら、周りも夕暮れの空に


そして、地面を見ると揺ら揺らと波打っているような物が見えるんです
太陽はほぼ月に隠れ、薄明かりの中 太陽フレアの動きが影となって見えていたのでしょうか。

そしてメガネで太陽を見ても、全く何も見えない瞬間が訪れました!

その瞬間だけ太陽を肉眼で見たら

わ〜お!!!!!!!!!!!

黒いまんまる(月)の周りに、輝かしいダイヤモンドのような光が薄〜いリングを作っているよう見え、まさに、ダイヤモンドリングでした!!

私達が行った場所は100%カバーされると予想されていた地域のギリギリ内側だったので、見える時間帯も数秒だろうと予想。 

予想通り、数秒後には、ピカーンと細い光が見え始め、メガネをかけると小さなオレンジ色の点が復活。

本当に数秒間の一瞬でしたが、感動的でした。
これは、家族全員 一生の思い出になったね!と。

その数秒間もう終わりかけの頃に、1枚だけダメ元でレンズ覗かないようにしてシャッター押して見ました
カメラが光を拾って月の周りが太く光っていますが、実際はとても細ーいリングでした

100%カバーされた数秒間は、あたりが暗くなり、鳥の鳴き声も止まり、静かでした。気温もその間下がったように感じました

本当に不思議な瞬間。

周りに人がいない静かな場所で、ゆっくりと天体ショーを見ることができました。

太陽の光が復活し始めた最初の数秒間、再び歩道に揺ら揺らと波のような物が見えました

そして徐々に周りが明るくなって行き、公園を出る頃にはまだ半分くらい欠けていたけれど、元の晴天に戻った感覚になりました

お天気ばかりは、コントロールができませんが、見事に晴れてくれて
一生の思い出に残る素敵な天体ショーを見ることができ、良い1日となりました

次回、この地域で100%カバーで見れるのは100年ちょっと先とのこと。
今の赤ちゃん達なら、もしかしたら、再び見れるかも??ね。
視力に問題なく健康な100歳生活を送っていたら😁 




コメント
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