☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

安定した愛着形成ができるために

2020-04-16 | 子供の発達関連
理想は、「安定した愛着」の関係を作る事です。
でも、そのやり方がわからない。知らない人もいるかもしれないので 
少しでも役に立てば良いかなと思って 書きます。

簡単に言うと
赤ちゃん/子供が何を感じ、何を要求しているかを感じとり、適切に対応してあげること。
です。

赤ちゃん/子供が泣いていたら、放っておくのではなく、「どうしたのかな?」と様子を見に行く
抱っこして欲しい時は、抱っこしてあげる
おっぱい飲みたいときは、飲ませてあげる。
赤ちゃん/子供をよく観察して喜怒哀楽に共感してあげる

要求に応えてばかりだと、わがままに育つような気持ちがするかもしれませんが、むしろ、心が安定する為に、必要な行為です。 
赤ちゃん/子供である 今のこの時期だから、たっぷりわがまま受け入れてもらえることでもあります。

泣いたらすぐ抱っこは、抱き癖がつくと思うのは、今は古い考えです。
どんどん、抱っこしてあげるのが良いとされています。

もちろん!危ないことをしようとした時は、注意をする必要がありますが、それも危ない事だと冷静に真剣な顔で伝えれば良いことです。お尻や手を叩いて教える必要はありません

ただ、お子さんに自閉症の傾向が見られたり、脳に損傷がある場合は、うまく愛着形成ができない事があるそうです。 
いつも丁寧に働きかけているのに、1歳を過ぎでも子供が反応をあまり示さない、この子とは愛着形成が難しそうだ。。。と感じるようであれば、それは、早めに小児科の先生にご相談された方が良いと思います。

また、幼児期の様子から、乳児期の愛着障害によって、発達障害と似た様な傾向を示す事もあるそうで、そこは素人には判断ができません。どちらにしても専門の先生と、何度か面談や観察を重ねていく中で、診断される事だと思いますので、ちょっとうちの子。。。難しいな。。どう接してあげると この子の成長にとって良い事なのかなと感じるようであれば、幼稚園や学校での様子も先生から聞き、早めに小児科の先生など子供専門医の方にご相談された方が良いと思います。
もしかしたら、お子さん自身が自分ではどうにもできず
何か困っていることを抱えているかもしれません。

また、子供の困った行動も、早めに気がつき、適切な対応で日々接していく事で、小学生になる頃には、クラス内でトラブルにならない程度に成長していく子達がいる事もわかっているようです。
私が読んだ資料では、 就学前に難しい気質を持つこの3分の1は、就学後には問題行動となることをしないようになる。と書いてありました。 なので、この早めの気づき、専門医への相談と対応がこの数を増やす事も十分あり得るのではないかと感じます。

あまり神経質になりすぎるのも良くないとは思いますが
子供なんてこんなものよ
男の子だから仕方ない
うちの子は個性が強いだけ
など親の身勝手な独断や、子供が抱えている困っ事に正しく向き合わずに抑制するように叱りつけたりするのは
結果的にその子自身が学校生活などで嫌な思いをしたりと、心の成長にとってもよくないです。

ちなみに、余談ですが、就学前は問題行動を起こさなかった子達の中でも、約5分の1程度は、就学後に問題行動を起こすというデータもあるようで、どんな気質の子に対しても、その場で即効性は期待できなくても、子供を良く観察し、適切に応え、気持ちに共感し、いけないことは教える。は、どの子にとっても大切な事ですね。

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