☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

兄弟喧嘩の仲裁

2018-03-08 | 子育て

学校から子供達が帰って来ると、兄弟喧嘩で騒々しい我が家です。。。 この騒音+手が出たりエスカレートしてくる時に、自分も疲れていると、私までイライラしてきて、仲裁に入るのも嫌になることもあるのですが、まーそれでも よく話を聞いてみると、それぞれきっかけは悪気がないことが多い。 ただ、お互いが考えてる事、やりたい事、やって欲しくない事が バラバラで その自己主張のぶつかりあい。だな。


仲裁のポイントとしては、一人ずつ、とりあえず最後まで話を聞く。途中で相手が割ってくると そこからさらに喧嘩になるので「今は_の番」と、順番に話を聞く。


そして、お互いの気持ちを伝え(気分が高まってる時は、私が代弁)、でも、言い過ぎたり、相手を叩いたりした場合は、それがいい方法だったかを私から聞いて、よくなかった。と本人が納得したら それぞれ謝罪。


女の子はわからないけど、大抵の男の子達の良いところは、うちの子に限らず根に持たない子が多い。怒ると激しいけど、「ごめんね」と言われれば、素直に「いいよ」と言える素直さがあって、すごいなあ〜と感心します。

それと、話を聞く中で、私が客観的に気が付いた事や、相手の事が好きな気持ち、遊びたい気持ちは、あえて、拗ねている方に聞こえる声で「本当は_と遊びたかったんだよね。大好きだもんね。でも、_されたのは嫌だったよね」というような話をすると、聞いている方も自分を完全否定されたわけじゃないと感じるのか、歩み寄る気持ちが芽生えるようです。

ここ数日の兄弟喧嘩の原因は、次男くんの誕生日プレゼント&デコレーション。
プレゼントでいただいた、今まで自分一人では作ったことがなかった少し大きなレゴ作品が作れたことで、レゴスイッチが入ってる弟くんは、いただいたプレゼントのレゴは、全部自分で作ってみたい。

でも、お兄ちゃんは、自分もやりたいし、弟が手こずってるかな。。。と感じると、つい、手を出したくなる。
でも、弟は、自分でなんとかしたい。手を出して欲しくない。

そこで、手を出そうとした兄に、弟が怒る。 でも、手伝ってあげようと思っただけの兄は、いきなり怒られて弟にさらに怒る。もーこれが始まると、どんどんエスカレート。 邪魔されたと感じた弟は、激しく兄を叩いたり。。。 この時、弟側には「お兄ちゃんが自分を手伝ってくれようとした」という好意には全く気がついておらず、ただ「自分のペースを崩された。自分でやろうと思っていたのに邪魔された。」という事で頭に血が上っている。 困った勘違い君。


そして、兄も「自分が手伝えばもっと早く簡単にできる=弟のため」と勘違い。「弟は自分の力で最後まで作りたいと思っている」彼の気持ちを尊重できていない。 ここも問題。


今日ふと、私が気がついたこと。
今までたくさんお兄ちゃんがレゴやプレゼントをいただいてきたけど、次男君はそれを横取りしたり、自分がやろうとしたことはなかったこと。

クリスマスに小さなレゴセットをもらって、それを作り始めてから、レゴの面白さに目覚めたけれど、お兄ちゃんがクリスマスにもらったレゴセットには手を出さないし、壊したりもしないこと。

つまり、弟側の考えとして「このレゴは、お兄ちゃんの。だから僕はしない」という線引きがあったのかなと。

だからこそ、「僕がもらった僕のレゴ」は、「僕がやる」という主張につながる。
弟なりに、兄の持ち物に対して尊重する気持ちがあったんだ。。。と、いうことに気がついたのです。


それを次男君に聞いてみると、そうだとのこと。もしかしたら、それはいい案だと、私の考えを利用しただけかもしれないが。。だけど、本人的にはすーっとした気持ちになったようだったので、そういうことにして、兄に弟なりの尊重の気持ちを伝えた上で、「弟も自分のレゴは自分でやりたい。考えてる時は手伝わないでほしい」という弟の気持ちに尊重や理解を示せるといいねという話をしました。

ちょっと効果がでて、兄もそっとしておいてくれたし、風船のデコレーションを壊した時も「僕に壊していいか聞いて欲しかった」と兄に気持ちを伝えていました。なので、残ってる風船を壁からはがしたい時は、兄も「これ、とってもいい?」と弟に一言聞いていました。そうしたら弟は一瞬考えて「いいよ」と兄に言ってました。

仲裁、すごーーーーく時間とエネルギー使うんですが、、こういう事の積み重ねで、兄弟ならなんでもありではなく、兄弟であっても、気持ちをぶつけることはあっても、使う前に、壊す前に、触る前に、一言相手に聞いてみる、相手の状況や気持ちを尊重できる 関係になってくれたら 激しい喧嘩も少なく、お互いもっと楽しく過ごせるんじゃないかなと願って。

お友達同士も同じだよね。

親の役割はきっと、遠目に見守る。 でも、コントロールきかなくなってきたら 軌道修正。この時、片方に肩入れするのではなく、あくまでも中立を心がけて、両方の話と気持ちをよく聞く。

兄弟であっても、友達であっても、相手も大切。自分も大切。





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