☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

ちょっとした発言だけれども

2021-08-07 | 日常の出来事
以前から気になっていた事で、日本のバラエティ番組やYouTubeなどに上がっている動画を見たり、ニュースを読んでいて思うことがあります

例えば 美味しそうなお菓子や可愛らしい雑貨や服が紹介されている内容で
「これ、女子は嬉しいよね」
「これ、女の子が喜ぶよね」
という様な発言

若いタレントさん達などからも聞く発言。
でも若い人達は、もしかしたら先輩達の発言から、こういう時はこうコメントすると良いんだと
間違った学びをしているんじゃないかとも思ったり。


スウィーツや可愛い小物が好きな男子もいるし、おじちゃん、おばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんだっているよね。

逆にそれらを好きと思わない女の子もいるよね。

なんで、メディアという広域に情報が伝わる媒体を通して、わざわざその対象を狭くして、偏見を広めるんだろう。。
それとも、その製品や商品の宣伝目的で、あえてターゲットを絞る固定観念への洗脳戦略??
と、感じてる人達は、きっと私だけではないはず

それとも単に番組や報道の製作者や監修の人達の認識が低いのかな。

こういう発言って、オリンピック委員会で女性蔑視と言われた発言と、同類ですよね。偏見や固定観念を生み出す発言。


例えば
「甘いのが好きな人は、これ食べたらもう1つ買いに行きたくなると思う」
「甘いのが苦手な人でもダークチョコレートなら食べられる人にも喜ばれそう」
「サクサクした食感が好きな人におすすめのスウィーツだね」
「キラキラした小物が好きな人に喜ばれそうな贈り物」
「シンプルなデザインが好きな人はもらったら嬉しいかもね」

などと、性別をわざわざコメントに入れなくて良いのになあと思う。
消費者の対象は「その特徴が好きな人」、物なら「使う人目線」

日本でも認識が少しずつ広がっていると思うけれど、性別は生物学的には男女が一般的かもしれませんが
その中身、好みは本当に様々。 わざわざ何でも「男性は」「女性は」を強調しなくても良い事に
メディアを発信する人達は気が付いた方がいいですよね。

私もまだまだ勉強不足の身ですが
ジェンダーの問題も、まずは何が、どういった認識や発言が問題となるのかを知る事が大事ですよね。
日本のジェンダー問題に関するニュースを見ると「女性」を意識した発言の内容多い様に思うんだけど、それもちょっと偏りを感じる。「女性」を立てることがジェンダー問題解決への道ではない。

見た目の「性」に関わらず、他人は自分と異なる感覚を持っている事もある。それにどう向き合うか。
自分の感覚だけが正しい。全て。ではない。特にメディアに関わる人達はそれを再認識された方が良いと感じてしまいます

固定観念に縛られた発言を見聞きすると、時代遅れや自分は差別偏見する人ですとアピールしているようなもの
本人にそんなつもりはないとしたら、とても気の毒

好みとは異なりますが、ニュースを読んでいても、事件や犯罪が起こると、まだ捕まっていない犯人の特徴としては
情報共有をした方が良いと思うけれど

事故を起こした「女性ドライバー」
飲酒運転をしていた「男性ドライバー」
窃盗を起こした「外国人男性」

何となくね、女性=不注意/男性=酒癖悪い/外国人=盗みを犯す
というような偏見、固定観念が、記事の中に意図的に含まれている様に感じてしまうのは。。。私だけ??

すでに逮捕されているなら、その情報はなくても良いのでは?

それよりも「何が原因で今回の事件や事故につながったのか。その背景に隠れた問題は何なのか」
そっちの方が、私は気になるなあ。


テレビ離れの原因って、1つじゃないと思うけれど
偏りのある発言に嫌気がさして見なくなった人達もいるんじゃないかな〜。

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