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隠岐の旅8ー知夫里島

2018-09-25 22:37:56 | 隠岐の旅
隠岐の旅7では、西の島の別府港へついたところまでだったが、
そこに、こんな銅像があった。

文字を拡大。



焼火神社を案内してくれた方と同じ名字なので
ご先祖ですか?と尋ねたら、4代上ですとおっしゃった。

こんな銅像になったからには、地元で有名な方かと思い、
帰ってきて、調べてみた。

隠岐と本土との間に、私財をなげうって
蒸気船を運航することに尽力した焼火神社の神官とのこと。

くわしくは、ここに。
明治16年に提案したとあったから、随分先見の明があったのだ。



知夫里(ちぶり)島へついた。
この島が一番ひなびていて、のどかな島だとあった。

面積:13.69平方キロ
周囲:27キロ
人口:629人(2016年)
牛:600頭
馬:10頭
たぬき:2000匹

人とほぼ同数の牛と、2000匹のたぬき!
そして、地名がアカハゲだのウスゲだの。

泊まったホテル知夫の里の窓からは、
夜のイカ釣り漁船のあかりが、瞬いていた。

朝起きて、外を見ると、女性陣が朝のお散歩を終えて
庭にいた。(出遅れた)





この日も7時過ぎから行動、
島唯一のタクシーに乗って、

赤ハゲ山展望台へ。
牛が放牧されていて、のんびりしたところ。



山頂付近で、キャンピングカーの横でくつろぐ家族を見る。
ナンバーを見ると、川越!長い旅をしているんだな!



この島の四方が見渡せて、ゆったりできる。
これは展望台。



そして、周囲の風景。





ほら、アカハゲ山。



そして地図も。



車の最後部に乗っていたので、写真を撮ることはできなかったが、
道の真ん中に、牛がいても、ゆっくりと近づいて、

阿吽の呼吸でどいてくれるのを待つ。

時に、放牧された牛が、たぬきと一緒に過ごしている風景の中、
なんか、メルヘンの世界に来たような気がする。

車の後ろの窓から後ろを振り返ると、
牛とたぬきが、一緒にずっと、我々を見続けている。



とんぼ、なんという名前かな?









少し南に移動し、赤壁を見る。

赤壁は、火山の噴火の跡が生々しくみえるところで、
火山研究者である夫は、嬉々として皆様に説明。







凄い崖の上なので、がけっぷちに行こうとする数名に
そんなに端に行ったらアブナイ!という声が飛ぶ。

みんな、子供みたい。





海に、ちょうど遊覧船がきて、手を振る人がいたので
我々も、大きく手を振る。カメラをズームしたので大きく見えるが
実際は、豆粒みたいな人。







車のある道路まで戻る時、
凄い音がして、飛行機が飛んできた。

山すれすれで、ぶつかりそうに見えた。
たぶん、自衛隊機。





隠岐は、国境離島と呼ばれて、
最近では、かなり防衛費が落ちているらしい。

なんか、現実の世界とメルヘンとを同時に味わう。

後一回で終わるかと思いますが、続く。
(あとで、横になっている写真は訂正します)



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