昨日の「歌舞伎座で第九」、
本当に素晴らしい盛り上がりで、楽しませていただきました。
プログラム制作に関わったやくぺん先生の、
インターネットでの呼びかけに応じ、
おおはるさん、Sおばを巻き込み、
時に、「しゃしゃり出すぎかな」と多少の躊躇はあったものの
みなさんが、70年前に13歳と18歳で歌った女学生を
喜んでくださったのがなによりでした。
4月のはじめにお会いしたオーケストラの団長さん、副団長さん
それぞれ、お人柄が皆さんに愛されているということが
伝わってきました。
インタビューを受けたときにお聞きした話で
まだ書いてなかったことの中に、
オーケストラの団員の中で、結婚しているカップルが数組いらっしゃって
団長さんも、副団長さんもそうだということは、
よっぽど、楽しくて和気藹々な集団なのだろうなと思っていましたが
その通りで、みなさんのお互いの信頼がしのばれます。
お話した時、玉川学園の資料の中から藤井百合子先生が見つけてきた
当日の様子を書いた日記が、ひとつはおおはるさんのもので
「早目にお夕食をすまして、
今日も第九のため、兄妹四人で歌舞伎座に向ふ。
今夜は昨日にまして、沢山のお客様でした。レオノーレもすみ、
何時もの事ながら、第九は夢中で歌ってゐる中に終わってしまひました。
凄い拍手!! 指揮者のローゼンシュトック先生も嬉しそうでした…」
もう一方は、北爪春世さん
「…歌舞伎(座)で第九を歌ふなんて、思ったこともなかったのに、
ほんとに嬉しい。ローゼンシュトック先生も「コノキレーナ、オウチ、
ミナサンモ、キレイナ音楽、クダサイ」と仰言った。(中略)
まだ頭の中で第九が聞える。この気持ちを乱さぬ様に、早く家へ帰りたい。」
この北爪さんのお父様がクラリネットの大家だそうで、
副団長さんのクラリネットの先生の先生とのお話に、
「つまり、私はこの方のお父様の孫弟子です。」
には、みんなでびっくり。
自己紹介の時の、団長さんのお名前では、
珍しい「あまね」というお名前に、Sおばが西周のあまね?と
尋ねると、団長さんのお父様が西周を尊敬していたことから
その名がついたとお話を伺って、
それ以来、Sおばは、あまねさんとひそかに呼んでいた。
団長さんのお父様も、長野オリンピックの開会式の
プロデュースに関わった方とお聞きして、
あの熱意は、お父様譲りなのかとも思った。
お二人とも人を魅了する何かがあると、
たった2時間しかお話しなかったが、そんな印象を受けた。
お目にかかってないが、他にも数名の夢見る仕掛け人が
いらしたのだろう。
話を、昨日に戻しましょう。
一曲目のバッハのシャコンヌは普通にコンサートが始まりましたが
第九の前に休憩が入り、幕がしまりました。
歌舞伎座独特の定式幕(じょうしきまく)がすすすす~と引かれ、
黒・柿・萌葱の色が、ああ、歌舞伎座なんだと思わせます。
バリトンの独唱がはじまるまで
ソリストが3人しか出ていないけど、どうなっているのかな?
と思っていると、
花道から出てきたバリトンの方が、
「オー フロ~~~イデ♪」と始めると
おお! そういうことだったのかと、納得。
コーラスとの掛け合いには、身振りも加わり、楽しい演出だった。
前日はこの演出のために眠れぬ夜を過ごしたと、
あとで、笑っておっしゃっていた。
あとでお聞きしたら、
今、玉川の合唱のボイトレをなさっていらっしゃるとのこと。
1484先生をご存知?と伺ったら、もちろんと答えてくれた。
まだまだ、書きたいことがあるので、続きはまた。
歌舞伎座で第九、夢みる仕掛け人! クリック!
絵は、今回のマスコットキャラクタ。
なかなかなアイデア。梶宏行さんデザイン(プログラムから)
本当に素晴らしい盛り上がりで、楽しませていただきました。
プログラム制作に関わったやくぺん先生の、
インターネットでの呼びかけに応じ、
おおはるさん、Sおばを巻き込み、
時に、「しゃしゃり出すぎかな」と多少の躊躇はあったものの
みなさんが、70年前に13歳と18歳で歌った女学生を
喜んでくださったのがなによりでした。
4月のはじめにお会いしたオーケストラの団長さん、副団長さん
それぞれ、お人柄が皆さんに愛されているということが
伝わってきました。
インタビューを受けたときにお聞きした話で
まだ書いてなかったことの中に、
オーケストラの団員の中で、結婚しているカップルが数組いらっしゃって
団長さんも、副団長さんもそうだということは、
よっぽど、楽しくて和気藹々な集団なのだろうなと思っていましたが
その通りで、みなさんのお互いの信頼がしのばれます。
お話した時、玉川学園の資料の中から藤井百合子先生が見つけてきた
当日の様子を書いた日記が、ひとつはおおはるさんのもので
「早目にお夕食をすまして、
今日も第九のため、兄妹四人で歌舞伎座に向ふ。
今夜は昨日にまして、沢山のお客様でした。レオノーレもすみ、
何時もの事ながら、第九は夢中で歌ってゐる中に終わってしまひました。
凄い拍手!! 指揮者のローゼンシュトック先生も嬉しそうでした…」
もう一方は、北爪春世さん
「…歌舞伎(座)で第九を歌ふなんて、思ったこともなかったのに、
ほんとに嬉しい。ローゼンシュトック先生も「コノキレーナ、オウチ、
ミナサンモ、キレイナ音楽、クダサイ」と仰言った。(中略)
まだ頭の中で第九が聞える。この気持ちを乱さぬ様に、早く家へ帰りたい。」
この北爪さんのお父様がクラリネットの大家だそうで、
副団長さんのクラリネットの先生の先生とのお話に、
「つまり、私はこの方のお父様の孫弟子です。」
には、みんなでびっくり。
自己紹介の時の、団長さんのお名前では、
珍しい「あまね」というお名前に、Sおばが西周のあまね?と
尋ねると、団長さんのお父様が西周を尊敬していたことから
その名がついたとお話を伺って、
それ以来、Sおばは、あまねさんとひそかに呼んでいた。
団長さんのお父様も、長野オリンピックの開会式の
プロデュースに関わった方とお聞きして、
あの熱意は、お父様譲りなのかとも思った。
お二人とも人を魅了する何かがあると、
たった2時間しかお話しなかったが、そんな印象を受けた。
お目にかかってないが、他にも数名の夢見る仕掛け人が
いらしたのだろう。
話を、昨日に戻しましょう。
一曲目のバッハのシャコンヌは普通にコンサートが始まりましたが
第九の前に休憩が入り、幕がしまりました。
歌舞伎座独特の定式幕(じょうしきまく)がすすすす~と引かれ、
黒・柿・萌葱の色が、ああ、歌舞伎座なんだと思わせます。
バリトンの独唱がはじまるまで
ソリストが3人しか出ていないけど、どうなっているのかな?
と思っていると、
花道から出てきたバリトンの方が、
「オー フロ~~~イデ♪」と始めると
おお! そういうことだったのかと、納得。
コーラスとの掛け合いには、身振りも加わり、楽しい演出だった。
前日はこの演出のために眠れぬ夜を過ごしたと、
あとで、笑っておっしゃっていた。
あとでお聞きしたら、
今、玉川の合唱のボイトレをなさっていらっしゃるとのこと。
1484先生をご存知?と伺ったら、もちろんと答えてくれた。
まだまだ、書きたいことがあるので、続きはまた。
歌舞伎座で第九、夢みる仕掛け人! クリック!
絵は、今回のマスコットキャラクタ。
なかなかなアイデア。梶宏行さんデザイン(プログラムから)
”運命”に扮した役者が六方を踏みながら花道を駆けて行くと、カッポンカッポンと鼓が入り、”は~れ~た~る~あ~お~ぞ~ら~♪”と三味線かき鳴らしつつの師匠方総出演の謡で幕。
聞きに行きたかったです
今度当日のプログラムなど
見せていただけませんでしょうか??
花道のバリトン・ソロ、
歌舞伎座ならではの面白い試みですね
チェロの齋藤秀雄先生、
クラリネットの北爪利世先生、
お二方とも桐朋ではお世話になった先生です。
北爪先生はオーケストラ・スタディーと言う授業で
ピアノを弾いていた学生というだけのご縁だったのに
どこでお会いしても一言声をかけてくださいました。
齋藤先生はどちらかと言うと指揮科の主任、
と言うほうがご縁があり、
指揮者の伴奏ピアニスト(指揮伴)として
何度かレッスンについて行きました。
「古きよき時代の桐朋」のほぼ最後の頃ですが、
少しだけ経験できて幸せでした。
このマスコットキャラはよくできてますね~。
歌舞伎座の舞台に立つなんて、ふつう考えられないですもんね。
出演された方々、さぞ気分が良かったでしょうね。
団長さんのお名前「周」だそうですが私の長男も同じ名前です。ただし読みは「しゅう」ですが。
それから北爪さん、珍しいお名前ですが、私の知っているアルト歌手に前橋出身の同姓の方がいます。関係有るのかなあ。
このキャラクターもインパクトあるし、
こういう発想をするということも
楽しいですね。
また、マリーナ号さんの発想もお見事!
三味線が鳴り響く中、は~れ~た~る~、
面白そうですね。
★yumi-pさん
桐朋で、直にお習いになった先生方なんですね。指揮の伴奏でとなると、本当に1対1の世界でしょうから、いろいろ思い出もおありだと思います。
プログラム、いつかおみせしますね。
★tamakitiさん
やっぱり、tamakitiさんは、
キャラクターに関心がいくのですね。
本当に、このキャラクターはインパクトがありました。
みなさん、名刺に刷り込んで、使っていらっしゃいましたし、このデザインで手拭を作って、当日舞台から撒いていました。
★k-takさん
出演された方、素晴らしい体験をなさったと思います。歌舞伎の舞台なんて、そうそう乗れるものではないですものね。
お名前の話って、エピソードを聞くとしっかり覚えることになりますね。
よく考えたら、九州の姪の子供も、同じ字で、「しゅう」くんでした。今回のテレビを九州で見ていて、「あ、ひいばばだ!」と姪に教えてくれたそうです。
オモシロい!!
実は玉川学園現役生の方々と、ちょっとオモシロい展開になりそうなことがあるので、「おー。玉川すごい!」と思って拝読しました。
具や字いーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そうなんです、面白かったです。
玉川の学生とどんなことがあるのでしょう。またお知らせください。
★ふう君でーすさま
書き込み有難うございます。
初めての方でしたので、どんな方なのか検索させていただきましたが、
ひょっとして、大道具の方でしょうか?
あの舞台をお作りになった方としたら、その苦労ばなしなど、お聞きできたらと思っております。
違っていたらごめんなさい。