峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

噴火報道について

2014年09月30日 | 時事ネタ
御嶽山の噴火は土曜日ということもあって、ビックリするほど多くの人が巻き込まれたようです。

報道では火山灰で周りが完全な闇になったとか、灰に埋もれた。飛んできた石で骨折。噴出ガスや灰を吸い込んだ。心肺停止など常ならざる状況が明らかになりました。それは立山曼陀羅の地獄絵図が可愛らしく思える自然の猛威です。

しかし、こういうときの報道の悪い癖がまた出ました。亡くなられた方のプライバシーを犯す行為です。
『○○を頑張っていた』とか『○○になったばかり』とか『子供が産まれた』とか・・・

バラエティじゃないんです。事実だけを報道してください。お涙ちょうだいのような取材は不要です。
それに個人情報に近いでしょ。事件・事故に巻き込まれたら何を報道されてもいいのですか?
亡くなった人に人権はないのですか?

同じ報道するなら生還した人の体験談ではないですか?
『雪崩にあったときは両手で口の周りを丸く覆って低い姿勢でうずくまる』
という先輩の言葉を思い出し、実行した方へのインタビューがありました。この方も噴石の直撃などがなかったので生き延びることができたわけで、自然の前では人の生死は紙一重でしかありません。虚心坦懐に事実を聞くしかないのです。

ですから亡くなられた方のプライバシーを報道する必要は全くないですし、ご遺族の方もそっとしておいて欲しいのではないでしょうか?

マスコミの勘違いや横暴さに腹が立ちましたので、久々にぼやいてみました。

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コメント (3)
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