オロナイン軟膏（浪花千栄子）

今シーズン久しぶりに発症した「しもやけ」。
今月になって『オロナイン軟膏』が効能があるというのを思い出して、毎日塗り込むようになりました。

その『オロナイン軟膏』ですが、１０代から何かと使っていまして、常備薬には必ず入れてありますし、キャンピングカー、自転車ツーリングの携行品にも入れてあります。



そして『オロナイン軟膏』といえば浪花千栄子さんです。長い間、専属モデルのようにCMに出ていらっしゃいました。そう、今回の朝ドラ『おちょやん』のモデルになった方ですね。

ところで浪花千栄子さんがオロナイン軟膏のCMに出るきっかけになったのが本名がらみだそうです。その彼女の本名とは・・・
『南口キクノ（なんこうきくの）』

昭和２８年に発売したオロナイン軟膏。最初のテレビCMは大村崑さんでした。ところが大塚製薬の副社長が、女優・浪花千栄子の本名が「南口キクノ」という事を知って驚き、「南口キクノ」が「軟膏効くの」に聞こえるということで、浪花千栄子を「オロナイン軟膏」の看板に使用する事を決め、浪花千栄子が「オロナイン軟膏」の広告塔に起用された。
そうです。



浪花千栄子さんのCMといえば
『浪花千栄子でございます。』
で始まり、途中は覚えていませんが、強烈に耳に残ったのが、口を覆いながら発したひとことでした。

『オロナインに軟膏は痔にも効くんでっせ。』
当時小中学生だったので、痔が何のことかわからなかったのですが、その口調から芳しい病気ではない(-_-;)のだろうなと後々まで印象に残ったCMでした。

また、今回あらためて『オロナイン軟膏』を調べてみた結果、発売されたのが私が生まれた昭和２８年で、同い年ということもわかりました。自分の一生とともに歩んだ薬としても奇遇だなあと驚いています。


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