(その1)あるセミナーの準備資料だが、備忘録として3分割して掲載しておく。
バリューマーケティングとマーケティングイノベーションを考えるに当たって、
最近の話題を中心に、価値提供のベースとなる企業活動や、今後動きが更に
活発になると思われる情報活用(インターネット)についてまとめる。
【背景やねらい】
企業が提供する価値は、機能価値に加えて情緒価値へ重要性が高まってきているが、
そもそも、その価値を顧客に正しく理解されるためには、企業としての姿勢・行動が
顧客からの共感を得られていなければならないのではないか?
コンプライアンスや製品リコールの問題が増えてきている中、「信頼」をキーワードに
考えてみたい。
【議論のメモ】
・マーケティングの課題は、顧客からの信頼に支えられた高い価値を提供し続けること
・顧客の満足度は、「期待水準」と「受け取り価値」の関係で決まる
・期待水準は「信頼」が高ければ、簡単には下がらないだろう。
・「信頼」の構造は、以下の4つ
①企業が提供する情報の精度は高いだろうという狭義の信頼性
②嘘でなく、本当だろうと判断できる信憑性
③裏切らないだろうという予想に基づいた誠意(冷静な信頼)
④顧客が直面している問題に利己心でなく、純粋に解決しようとする姿勢・努力に共感(暖かい信頼)
・上記4つの信頼のうち、①と②は過去や現在の情報に対するだけの当面の確かさに過ぎなく、
将来裏切られるかもしれないというリスクがある
・③④のレベルの信頼が、顧客の値打ち感を高め、より高い支持を得ることができる。
⇒企業は「悪いやつである」ことのリスクには配慮しているが、「良いやつである」ことに十分考慮できているだろうか?
⇒共感を得る信頼への活動は、顧客との関係性に於いて競争上大きな影響を与えるがその対策は十分か?
⇒顧客が情報を容易に得やすい情報化社会において、「見透かされない」姿勢や行動が必要だろう。
⇒企業が得る利益は、③や④の信頼に支えられた価値提供の再生産のために活用されている透明性が大切だろう。
・顧客の信頼を勝ち得るための企業の行動 - KOfyの「倍行く」人生
・情報検索時代の消費者行動を考える - KOfyの「倍行く」人生
・インターネット時代のマーケティングの4P - KOfyの「倍行く」人生
バリューマーケティングとマーケティングイノベーションを考えるに当たって、
最近の話題を中心に、価値提供のベースとなる企業活動や、今後動きが更に
活発になると思われる情報活用(インターネット)についてまとめる。
【背景やねらい】
企業が提供する価値は、機能価値に加えて情緒価値へ重要性が高まってきているが、
そもそも、その価値を顧客に正しく理解されるためには、企業としての姿勢・行動が
顧客からの共感を得られていなければならないのではないか?
コンプライアンスや製品リコールの問題が増えてきている中、「信頼」をキーワードに
考えてみたい。
【議論のメモ】
・マーケティングの課題は、顧客からの信頼に支えられた高い価値を提供し続けること
・顧客の満足度は、「期待水準」と「受け取り価値」の関係で決まる
・期待水準は「信頼」が高ければ、簡単には下がらないだろう。
・「信頼」の構造は、以下の4つ
①企業が提供する情報の精度は高いだろうという狭義の信頼性
②嘘でなく、本当だろうと判断できる信憑性
③裏切らないだろうという予想に基づいた誠意(冷静な信頼)
④顧客が直面している問題に利己心でなく、純粋に解決しようとする姿勢・努力に共感(暖かい信頼)
・上記4つの信頼のうち、①と②は過去や現在の情報に対するだけの当面の確かさに過ぎなく、
将来裏切られるかもしれないというリスクがある
・③④のレベルの信頼が、顧客の値打ち感を高め、より高い支持を得ることができる。
⇒企業は「悪いやつである」ことのリスクには配慮しているが、「良いやつである」ことに十分考慮できているだろうか?
⇒共感を得る信頼への活動は、顧客との関係性に於いて競争上大きな影響を与えるがその対策は十分か?
⇒顧客が情報を容易に得やすい情報化社会において、「見透かされない」姿勢や行動が必要だろう。
⇒企業が得る利益は、③や④の信頼に支えられた価値提供の再生産のために活用されている透明性が大切だろう。
・顧客の信頼を勝ち得るための企業の行動 - KOfyの「倍行く」人生
・情報検索時代の消費者行動を考える - KOfyの「倍行く」人生
・インターネット時代のマーケティングの4P - KOfyの「倍行く」人生